ベムリディ錠(B型肝炎治療薬)でも偽造品が!?中国で出回る日本語ラベル品。問われるギリアド社のリスク管理能力

ベムリディ錠(B型肝炎治療薬)でも偽造品が!?中国で出回る日本語ラベル品。問われるギリアド社のリスク管理能力

ベムリディ錠(B型肝炎治療薬)でも偽造品が!?中国で出回る日本語ラベル品。ギリアド社はハーボニー偽造品問題から何を学んだのか?リスク管理能力が低いことを露呈!!

ギリアド・サイエンシズ社が7月12日に発表したことやねんけども、「中国でベムリディの偽造品が発見された!!」と発表したのを皆さん既にご存知やろうか?中国で見つかった偽造品の外箱やボトルのラベルは日本語やってんてさ。日本国内で偽造品の流通は今のところ確認されてないねんけど、過去のハーボニー偽造品の流通問題からギリアド社は何を学んだんやろうか?

ギリアド社が注意喚起を呼び掛けているので参照してもらいたい ➡ 中国国内で確認されたB型慢性肝疾患治療薬「ベムリディ®錠25mg」の偽造品について

今回はこの事件に関してちょっと怒りを込めて記事を書いてみる。

あり得へん!!ハーボニー偽造品流通事件からギリアド社は何を学んだの?ベムリディの偽造品も相当ざっつい造りやんか!!!

ひとまず正規品の画像と特徴を示すので見てみてよう。

正規品の画像と特徴

正規品の画像

ベムリディ正規品の外箱

ベムリディ正規品の外箱画像

ベムリディ正規品のボトル画像

ベムリディ正規品のボトル画像

ベムリディ錠の正規品の画像①

ベムリディ錠の正規品の画像①

ベムリディ錠の正規品の画像②

ベムリディ錠の正規品の画像②

ベムリディ錠の正規品の画像③

ベムリディ錠の正規品の画像③

正規品の特徴

  • 封かんシールが開封口と別の場所に貼ってあって、開けられたのがわかる仕様になっている
  • 外箱の側面に製品名の記載がある
  • ボトルはキャップが青色でチャイルドレジスタンス機能(子供が開けられないように工夫されてる)
  • ボトルの内ぶたはつまみのない白色の円形で、端から剥がし取るような造りになっている。スプーンの柄なんかで内ぶたを破ることはできない

偽造品の画像と特徴

偽造品の画像

ベムリディ錠の偽造品の外箱・ボトル画像

ベムリディ錠の偽造品の外箱・ボトル画像

ベムリディ錠の偽造品外箱の側面画像

ベムリディ錠の偽造品外箱の側面画像

偽造品のボトルのフタが開いた画像

偽造品のボトルのフタが開いた画像

偽造品の錠剤の画像

偽造品の錠剤の画像

偽造品の特徴

  • 頭が悪そうな、外箱に貼られた書体の違う製品名のラベルが貼られている
  • 箱自体がカラーコピー品なのだろう、封かんシールがなく、開封口のミシン目のつくりはメッチャ雑
  • 外箱の側面は模造するのに飽きてきたのか、QRコードだけが印字。読み込んだら何が出てくるのだろうか
  • つくっチャイナって感じやな、ボトルはいさぎよく、チャイルドレジスタンス機能を排除。色もオレンジ色でごり押し

けいしゅけ

ハーボニーの偽造品のときと同じで、偽造品の品質はクソ低いのが特徴や。

もはや笑かしたいので作ってみたレベル。

しかしこんなレベルのもんがフツーに出回っチャイナと出回ったのである。

バラ錠包装での販売は偽造品を生む。

過去の失敗からギリアド社は何を学んだんやろうか?

ベムリディの偽造品流出は企業としては最低なリスク管理体制であると言わざるを得ない

先のコメントに書いたとおりであるんやけども、今回の中国でのベムリディの偽造品の流通は製薬企業としては最低なリスク管理体制難と違うか?と言いたくなるものや。まだ記憶に新しいハーボニー偽造品流通事件で、バラ錠での医薬品の流通が如何に偽造品を作らせてしまいやすいか、を露呈させていたはずや。

ボトルの中身を確認せずに調剤し患者さんにお渡ししてしまう薬局は確実に存在する

ハーボニー事件のときもそうやったけど、どんなに低レベルな模造ボトルであっても、ボトルの中身を確認せずに調剤し患者さんにお渡ししてしまう薬局は確実に存在してしまうのだ。これは同じ薬剤師として恥ずかしいばかりでなく、薬剤師って何やってんねん?と世間に知らしめてしまった事件だったと個人的には思っている。また、こういう薬局薬剤師に対して、「ボトルを確認したり、なんやったら分包したりやり方なんかいくらでもあるやろ。しっかりしてぇや!頼みますわ。」と同業者として憤慨してしまうところでもある。

ボトルにバラ錠を入れた販売は偽造品を作るスキを犯人に与えることは客観的事実

それはともかく、同時にボトルでのバラ錠販売はこうした偽造品を作らせるスキを犯人に与えることは明らかであるというのは客観的な事実であろうさ。証拠として、偽造品事件後にギリアド社はハーボニーのヒートシール製剤の包装品の販売を急ぎ、販売を切り替えた。それから偽造品などは出ていない。

ハーボニー偽造品流通事件があったのが2017年1月。その直後の2017年2月に販売開始になったのがこのベムリディ錠だった。

これらの流れを受けたにもかかわらず、ギリアド社はベムリディ錠をバラ錠をボトルに入れる販売をした

当然、偽造品流通の再発防止として僕はヒートシール製剤の包装品を売るものと思った。しかし、ギリアド社は考え方を改めなかったようや。再びバラ錠ボトル販売。きっと世間では「これってまた偽造品が出るんとちゃうん?」と思っていたことだろう。偽造品を作った犯人からすれば、「やった!また偽造品作って売ったれ!!」とも思わせてしまっただろう。

結果として、今回の結末や。

アホちゃうか!?

けいしゅけ

最終的に被害をこうむるのは患者さんであることを忘れんなよギリアド社さん!

どれだけ良い薬を出しても、偽造品かもしれないという疑念を抱いたまま患者さんは飲まないといけないのか?

そんなわけないやろ!?

肝炎治療薬を開発するのは、患者さんを救いたいからではなく、肝炎治療薬を開発できれば儲かるから。そんな印象しか受けない。

ギリアド社は非常に素晴らしい薬品を開発できる優れた企業なのは間違いない。

けど、患者さんに対する思いやりや配慮が圧倒的に足りない、儲けだけを追い求める幼稚な企業や!僕はそう思う。

あほんだら!しっかりせぇよ!

そう言いたくなる。

過去の失敗を受けて、再発を絶対にしないように製剤化に投資をしろよ。それがプロってもんとちゃうんか?開発企業としての責任とちゃうんか?

ギリアド社が取った偽造品流通発覚後の対応がダメダメすぎる。

それでは、ギリアド社が2度目の偽造品流通という不名誉な事件を受けて医療機関に出したコメントは僕としては残念でならなかった。

現在のところ、日本国内において、ベムリディの偽造品は確認されておらず、また偽造品の服用に起因すると思われる健康被害の報告も受けておりません。

~中略~

なお、これらはこれまでに見つかった例であり、今後、別の形態の偽造品が発見されるおそれもあります。偽造品が疑われる場合は、その内容物の外観等にかかわらず、決して調剤や内服をしないようにしてください。

引用元:中国国内で確認されたB型慢性肝疾患治療薬「ベムリディ®錠25mg」の偽造品について

・・・それだけ??

医療機関に丸投げか??

アホか??

ヒートシール製剤への切り替えを急いでおりますが、流通までは時間がかかるため、それまでの対応としてご協力をお願いいたします。

これくらいの善後策をなぜ言えない?ホンマにありえへんわ。こんなリスク管理能力の低い企業があるのだ。医薬品を製造販売する企業に対して、何かしらの対策が必要なのではないだろうか。僕はそう思ってしまった。

けいしゅけ

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