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新人薬剤師から中堅,そして管理薬剤師へ成長する過程で3つの壁を越えろ

新人薬剤師が中堅薬剤師、そして管理薬剤師に昇進するための3つの超えるべきカベ
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新人薬剤師から中堅,そして管理薬剤師へ成長する過程で3つの壁を超えろ

けいしゅけ

まいどっ! けいしゅけ(@keisyukeblog)です☆

タコちゅけ

新米薬剤師のタコちゅけでちゅ☆

本日のテーマ
  • 仲間に「遠慮」して言いたいことを言えない
  • 自分自身や仲間に素直になり,失敗は認め,耳の痛い指摘を受けた場合には即行動を変える
  • 社会人としてのマナーを学び,余計な衝突を避ける

新人薬剤師から中堅薬剤師となり,やがて管理薬剤師になるまでに越えた3つの壁について記述します!

enjoy !

それでは,さっそく進んでいきましょう☆どうぞよろしくお願いいたします。もし,疑問点やご指摘,記事にしてほしい!といったご要望があればコメント欄へ遠慮なく書いてくださいね☆

目次

1つ目のカベ : 一緒に働く仲間との相互理解が深められない(言うべきことを言えない)

新人が中堅に成長し,管理薬剤師に昇進する為に越えたい1つ目のカベ。それは,人間関係を築き上げるコミュニケーションや。この壁が越えられないと,対人関係を理由に辞めてしまう可能性が高まってしまう気がする。

人間関係を築き上げるコミュニケーションを取ろうって書くと,そんなんやってますけど?と思われるかもしれませんが,これは”人間関係を壊すコミュニケーションを排除しよう”ってことでして,意外と難しいものだったりします。

どう難しいか?たとえばですが…

  • 意見の違いが生じたとき,自分の意見を明言しても相手の意見を否定しない
  • どんな相手に対しても挨拶や業務連絡をきちんと行う
  • 相手の立場になって考える(相手が嫌な気持ちになることは避け,気分が良くなる事は言う・行う)
  • 相手に興味を持ち,まず相手を理解することに努める

最初にして,最も越えるのが難しいにもかかわらず最重要な課題です!社会を形成する一人の人間として生きていくためにも。

タコちゅけ

すいません!!ピンと来ないでちゅ💦💦

けいしゅけ

ゴメンやで。ちょっと例を出してみようか

具体的に8例ほど挙げてみます

  1. 「おはようございます!!」と気持ち良い挨拶をする。その日,相手と交わす最初の挨拶を元気よく☆
  2. 「ありがとうございます」・「よろしくおねがいします」・「ゴメンナサイ」…人として当たり前の言葉を相手に聞こえる声の大きさで言う
  3. 「うれしいわぁ!」とか,「そんなん言われたら寂しいわ!」など,感情を言葉にして相手に表現する
    (あなたがどう感じているかを相手にわかりやすく伝える)
  4. 「〇〇してほしいです。」と,仕事の頼みごとは遠慮せずに言う!(例:不明点を質問をする・仕事を手伝ってもらう・お休みの交代などの相談など)
  5. 上司や部下,同僚に「仲間として,気持ちよくいっしょに仕事をしていきたいので,アカンところは直します!言うてください!」と伝える。(実際に遠回しにでも自分のアカンところを言ってもらえた時には,「ありがとうございます!全力で取り組みます!」と言うだけでなく,行動してみせる)
  6. 相手の話を聴く(聞き入れる)。(ただ相手の言葉を音として聞くのではなく,内容を聞きいれる)
  7. 相手が嫌な気持ちになるかもしれなくても,仕事の事であれば「それは理由として,~やから止めようね。」と注意する理由が伝わるまで話す。(もちろん,相手の言い分もしっかり聞いたうえで行うこと)
  8. 素晴らしいことをした仲間に対しては,恥ずかしがらずに,「それ最高!素晴らしいやんっ!!」と敬意を表する
けいしゅけ

どない??タコちゅけ

タコちゅけ

具体的な行動が見えてきたでちゅ!

コミュニケーションは,相手を主人公として話す,とイメージすると良いかもしれません。まず相手の話があり,自分の意見があれば否定することなく”自分はこう思う”といえばOKです。賛同・賞賛・感謝などの気持ちは声に出して伝えるとGoodです!!

タコちゅけ

けどなぁ…できるんでちゅかねぇ。

けいしゅけ

タコちゅけの不安…わかる。ぼくだって,自分で書いておきながらできます!なんて言いきれないもの。
そこで,意識していることを次に挙げていくわな。ちょっと参考にしてみてくれへん?

タコちゅけ

おしえてくださいっ!!

このカベを越える可能性Up!?アナタに試してみて欲しい5つのこと

タコちゅけのセリフにあるように,書かれていることを全部実行し続けるのってかなりハードルが高いように思います。かく言う自分自身が失敗していることがあるので,自戒を込めて記そうと思います。

仲間との相互理解を深めるカベを超えるコツ(僕が意識していること)

  1. 相手の表情や声色をよく見ながら話す
  2. 「自分は理解されているか?」よりも「自分は相手を理解できているか?」と考える
  3. 共に働くチームの一員として,嫌われることを恐れず自分の意見は言う。言いにくいならば質問という形で話せば大丈夫!
  4. 他人からの評価を気にし過ぎない(みんなperfectじゃないし,全員と親しくなるのは不可能)
  5. そもそも,自分自身にとっての顧客はだれか?
タコちゅけ

5つ目が謎すぎでちゅ💦

けいしゅけ

ダラダラ書いてもわかりにくくなるから,短い文でまとめたで。
補足するね。
仕事は「顧客にご満足いただけるようサービスや商品を提供すること」が大事なわけや。
ほんで,提供者側のチームに自分は属しているわけ。
そのチーム内における仲間とのコミュニケーションについて話をしているんやけれど…。
これを踏まえて上の文章①~④を読んでから⑤をもう一回読んでみて欲しい。

タコちゅけ

……あ!

けいしゅけ

うん☆

タコちゅけ

チームワークを高めること…なんでちゅね?
自分とAさんBさんがいるとして,自分だけを中心に考えるとAさんとBさんをお客さんのように扱うように見えてなんか損する立場に見えちゃう…。
けれど,自分とAさん,Bさんをチームとして,さらに顧客を考えると,自分がAさんやBさんのことを考えて動くのって,AさんとBさんからしても同じことで,3人とも顧客のために動いているんや!!

けいしゅけ

そういうこと!
こんな風に職場の人間関係を捉えると,少しばかりコミュニケーションの取り方が変わるんちゃうかなぁ?なんて思ってるんよね。
ちなみに,考え方を変えると新人だろうと管理薬剤師だろうとチームメンバーを大事にするのは同じ重さで大事やねんで。
新人だから大事にされるべき,とか管理薬剤師だからふんぞり返って良い,なんてことはあり得ない!

2つ目のカベ : 安いプライドはマジ不要。周囲の注意や忠告は素直に聞き入れよう

新人が中堅に成長し,管理薬剤師に昇進する為に越えたい2つ目のカベ:素直になること。

タコちゅけ

素直になるってどういうことでちゅか?

けいしゅけ

ぼくが20代のころに悩み続けた問いなんやわ,「素直になるとは?」って。
36歳のいま,ぼくが考える素直になるとは,「自分の非を認めて,失敗の原因を追究して,改善する(行動を変える)」という流れを自分にも仲間に対しても嘘偽りなく,虚勢を張らず,自尊心を捨ててありのままを受け入れるっていう感じって考えています。

こう書いていても少しピンと来ないですよね?こんな考えに至った過程を記しながら2つ目のカベ:素直になることについて考察していきたいと思います。

ぼくの心に残る2つの名言・名著を紹介します

松下幸之助の名言の中にこんな言葉があるねん。

誰でもそうやけど,

反省する人は,きっと成功するな。

本当に正しく反省する。

そうすると次に何をすべきか,

何をしたらいかんかということが

きちんとわかるからな。

それで成長していくわけや,

人間として。

『道をひらく』より引用

また,論語で孔子が言ったこととして次のような記述が記されている。

君子は自分の身に起きた全ての出来事に対して謙虚に受け止め自分自身に責任を求め反省をする。

しかし,小人は他人の命によって行動し,失敗すれば他人のせいにして反省をしない。

「論語」衛霊公第十五

この2つの名言・名著から学んだこと

  1. 素直に人から言われたことを聞き入れる。そして,行動を改める
  2. 自分にも,人にも,言い訳しない
  3. 起こった不都合な出来事の原因は自分にある,と自己を省みる
  4. 原因は何か?を,「なぜそうなったか?」と自分に5回くらい繰り返し問いかける

こうした流れで反省をすると,起こってしまった不都合なこと(もちろん良いことも)の原因が考えやすくなりました。原因が掴めると,改善に向かって適切な対策案が自然と湧き出るように浮かび上がってくるので,そこで行動に移すのみ!

チームとしてうまく機能しない中で,自分に向けられた指摘を感情的に反発してもチームは良くならないんですよね。指摘に対して〇〇さんだって!とか言っても仕方ないわけです。その〇〇さんにも(ぼくが把握できていないだけで)課題は必ず存在しています。

それに,これって我がチームの顧客に関係取ってプラスを生み出すのかな?って自分に聞くと,答えってほぼ100%ノーだったりして…。そこにもってきて,各人が自分にできる改善をすることで顧客に対してより良いサービスや商品は低極出来るようになるんですよね。

ならば,いま目の前にある悔しいし腹立つし虚しいし悲しくなったりする指摘や注意は,自分が1つでも素直に受け入れて改善する場面難ちゃうのん!?

2つの名言・名著を通じて,そんな風にぼくは考えるようになりました。ちなみに,行動結果を以前の自分と比べてどうなったかをノートに書くと自分の変化を客観的に見れるのでオススメです!

前回の投稿,薬剤師のスキルアップに効果的なたった5つの手段を実践してみよう!でも書いた自己PDCAサイクルを回す感じやなぁ。これを繰り返すと驚くほど自分のアカンところが見えてきてミスが減るし,良いところは表に出しやすくなったで。

3つ目のカベ : 社会人としての常識を勉強する。マナー・礼儀作法の本を読め!

新人が中堅に成長し,管理薬剤師に昇進する為に越えたい3つ目のカベ:最後は社会人としての常識を知ること。

カベではあるけれど,意識的に学ぶことができるので比較的超えるのはカンタン。

薬剤師さんって,「会社員として雇われている」っていう感覚が全くない人がいるし,一般常識に疎い場合が多い気がする。

  • 異動を断ることができるケースを知らない(っていうか,基本的に断れないって事を知らない)
  • 誰かスタッフがやめたら,会社はだれかを雇ってくれると思っている(人はスグに入りません)
  • 社内報告書の書き方がわからない
  • 直属の上司に報告をするべきことを,一段飛ばしで報告する。または,全く報告しない

例えば上記のようなことが実例であったわ。社会的に見たら,ホンマに「非常識」もし自信がないのならば,今からでもいいので社会人マナーは積極的に勉強しておいたほうが良いかも☆

社会人として患者さんと同レベルの一般常識はあったほうがええで?

やっぱり,非常識やなって思う言動を見せられちゃうと,顧客目線からすると「信用ならん,近寄らんとこ」ってなるように思うのですが,どうでしょうか?

なので,この記事の最後に社会人としての常識を勉強する。マナー・礼儀作法の本を読め!を持ってきました。

せっかくなので,オススメの本を紹介していきます。

入社1年目の教科書

ライフネット生命の代表取締役社長の岩瀬大輔さんの著書

正直言うて,この本1冊を読み込み,実践するだけで 脱・非常識社会人 できるでしょう。実際けいしゅけはこの本をボロボロになるまで読みました。ってか,今でも忘れたらアカン!と思って年に2回は通読してます。

恥ずかしいことに,時間が経つと忘れてしまう事ってあるので。

クリックすると開きます

「武器」としての労働基準法 自分の時間,お金,権利を守る!

次に,労働環境に関する事で読むべき本が「武器」としての労働基準法 ~自分の時間,お金,権利を守る!~ や。

元労働省長野,沖縄労働基準局長の 布施 直春 さんが著者の本書。

この本を読んで,雇われている身として知っておくべき法律と,雇われている側として会社にしなければならないことを学べる。当然の事として労基法をわかっておくことが,会社員として生きていく中で非常に大事になるのでオススメやで。

保険薬剤師が保険を知っておくべきことは以前の記事で述べた通りやけど,社会人として会社員で生きていくなら労基法は知っておくべきことや。

ちなみに,けいしゅけはこれで長時間労働ってどれくらいからアウトなんか?などを勉強しました。

まとめ:新人が中堅に成長し,管理薬剤師に昇進する為に越えたい3つのカベ

この記事では,

  1. 一緒に働く仲間との相互理解が深められない(言うべきことを言えない)
  2. 自分の安いプライドは捨てて,人から言われた注意や忠告を素直に聞き入れる
  3. 社会人としての常識を勉強する。マナー・礼儀作法の本を読め!

の3つのカベを超えることで,新人薬剤師⇒中堅薬剤師⇒管理薬剤師へとキャリアアップする為に必要なことを書いてきました。というか,自分自身が越えてきたと思ったことを書いてきてんけどね,実は。

管理薬剤師になりたい!と思う20代後半の男性薬剤師って結構多いんやけど,話を聞くと大抵「管理薬剤師」ってポジションに就きたいだけで,管理薬剤師になってから何をしたいか?のビジョンがなかったりするケースが多い。それじゃ苦労してしまう気がする。

なので,お節介やねんけど,もしアナタがキャリアアップを目指すのであれば,

  1. 社会人としての常識を身に着ける
  2. 人間として,仲のいい人に限らずどんな人ともうまくやっていくコミュニケーションスキル,ヒューマンスキルを身に着ける
  3. 薬剤師としての能力も当然のことながら抜きんでるくらい努力している

この3点を意識しておいてほしいなぁって思います。少なくとも,僕が上司ならば,この3点全てを満たさない限りは昇進を推薦できへんもの。昇進したものの,とんでもなく苦労するのが目に見えてるから…。

逆に,この3つが満たされていれば,部下からも押し上げられるし,上司からも引き上げれもらえるわ。

けいしゅけの体験談 僕が越えた3つの壁とは?

最後に,僕の経験を少し書こうと思います。

新人時代の壁は,聞きたいことを聞くのを遠慮してためらっちゃう病

まず,新人時代。先輩に対して,(メモしているけど不安で)何度も質問してしまうのをためらってしまって,結局業務を遂行できずに立ち尽くしてしまったことがあるねん。

これに対しては,もんのすごい怒られた。

「君に大事なのは,たとえ俺ら先輩たちに怒られてでも,とにかくワカラナイことを質問する事だぞ?今は何もわからないときなんだ,それで当たり前なんだよ。だからこそ,そっから這い上がるためにもガツガツ質問して来いよ!!それが,1日でも早く,患者さんの為に何かしてあげられるようになる方法だって俺は思うんだ。だからさ,遠慮すんなよ!」

そう言って叱ってくれた先輩がいた。有難かった。ホンマにイケメンな人や。その先輩には怒られまくったけど,「わからないことを聞かない」という考えを捨て去ってから,自分自身で自己学習にも積極的になれたし,不明点はガツガツ先輩に聞いた。当時の僕としては意外だったんやけど,絶対に面倒掛けてるのにすんごい可愛がってもらえたんよね。

必要なのは,最初の一声をかける勇気だった。もちろん,自分自身でも学ぶことが無かったらアカンかったやろうけど,そのやる気が出るのは先輩に不明点は質問できる!っていう心強さだったのかも知れへん。

中堅薬剤師(初期)時代の壁は,意味不明なライバル心をぶつけてきた同僚の罵声

それから3年。僕は薬剤師人生で最も嫌な同僚と出会う。年が同じだからなのか何なのか,やたらとライバル視して来る輩が出現。

ほんで,侮蔑して言われた言葉があった。

「なぁんや,けいしゅけくんって保険全然知らへんねやね? ボク,それくらいは分かってるよ。だから君は管理薬剤師に評価されないんじゃないの? 僕に負けてるね。」

いやいや,ちょっと待って欲しい。確かに保険は知らなかった。けど,評価とか勝ち負けの話は関係ないやんっ!?
カチン!ときた。でも,ただ感情的になってケンカするのは全然性に合わないし,そもそも,おもんない。

仕事で見返したろやないか…。

そう決めた。確かに,言われてみれば,ディスってきた内容ってイタイところを的確に突いてきてた。

冷静に考えると,「これってメッチャ自分の成長に必要なポイントを教えてくれてるやん!腹立つけど,弱点を教えてくれてありがとう!」そう思えた。っちゅうことでや。保険調剤Q&Aを読みまくって勉強したわ。

最終的には,調剤報酬請求事務専門士の資格を取った。

結果的に,店舗の事務スタッフとも沢山話もできるようになった。何より,患者さんからの要望を保険上のルールでどうしたら叶えられるかを判断できるようになったのは大きかった。お役に立つ事が増えたことで。ファンになってくださる方も出てきた。こうして,よくわからんがライバル視してくる存在の猛烈なタックルのお陰で逆に成長を遂げることができたのよ。(そのライバルのその後は・・・想像に任せるわ)

中堅薬剤師(後期)時代の壁は,店舗スタッフの価値観への真摯な興味を示すこと(自分ばかりに目を向けないこと)

最後に,中堅時代の後半。僕が管理薬剤師になる前に越えた壁を紹介するわ。

中堅薬剤師として,当時の僕はバリバリ店舗内の対物業務をこなしてた。誰よりもこなせるんちゃうか?って思いあがっていましたわ(イタイ野郎でした,ゴメンナサイ)。

その時の管理薬剤師に言われたのは,

「自分にできること=周りに求めること。と思てたらアカンで?そもそも,一緒にいる仲間たちってそれぞれ個性も違うし過程での役割も違う。家に帰れば子を持つ母になる子ぉもおる。

スタッフの長所はそれぞれ違うねん。もちろん短所も。それを全部わかったうえで,誰に何をお願いするのが店舗全体をうまく動かせるのか?そういった視点がないと管理薬剤師にはなられへんよ。

アンタは,まだ自分のことしか見えてない気がするねんなぁ。いや,周りが全く見えてない訳ちゃうねんなぁ。けど,真摯に仲間の価値観や立場に意識を向けて考えてるかっっちゅうたら,ちょい足りへん気がするねん。惜しい。・・・頑張りや。アンタ,やれるって。

そういう言葉やった。愛情深い,まるで母親のような管理薬剤師さんの言葉に僕は強烈に胸を打たれた。

僕は,若かったのもあるけれど,言われた通りで,周りの仲間の家庭環境やその人自身の価値観とか,仕事へのスタンスを意識して理解しようとしてへんかってんよね。そういう意味でのコミュニケーションも取れてなかった。

それからかなぁ,たくさんの本を読みだしたのは。そして,店舗スタッフ間で色々と仕事への思いを語り合うようになったのは。

けいしゅけ

なかなか,ノンフィクションで語ると,恥ずかしいもんやね。
けど,ホンマにこんな軌跡をたどって今があるねん。

タコちゅけ

最初から上手く行ってたんじゃないんでしゅね。
先生って器用に初めからなんでもこなしているイメージだったでちゅ。

けいしゅけ

いいや,真逆やったよ。ホンマに落ちこぼれって感じやった。
あまりの自分のふがいなさに泣いた事だってある。でもね,書いたように,そこから今まで頑張れたのは誰かの言葉があったからかなぁって思う。あらゆる場面で,誰かからの言葉が背中を押してくれた気がする。
独りだけじゃ,無理やったやろなぁ。


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今回の記事はここまでや☆

最後まで読んでくださってホンマおおきにっ!!お時間を使って読んでくださったことに心から感謝申し上げます!

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コメント一覧 (2件)

  • けいしゅけさんのブログを最近見つけ拝読させて頂いております。「新人が中堅に成長し管理薬剤師に昇進する為に越えたい3つのカベ」を拝読しました。私は情けない事に3つのカベ全てクリア出来ていませんでした。ミスも多いくせにそのミスを上司に指摘されても、自分以外にも原因がある、ミスを作らせない環境が大事なんだと考え本気で対策をうってきませんでした。現在、上司と良い関係を築く事が出来ておらず悩んでおりましたが、このブログを拝読し自分の至らない点を多々発見する事が出来ました。今改善すべき事、やるべき事が見えてきました。少しずつですが改善し前に向かって進みたいと思います。このような気づきの場を作ってくださり有難うございました。これからも拝読させて頂きます。

    • コメントいただき有難うございます。
      ほんの少しでもお役に立てるキッカケにこのブログがなったのだとしたら、僕はそれを心から嬉しく思います。
      そっと背中を押せるような存在であればと願います。これからのご活躍を願っております☆
      共に頑張りましょうね!!

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