今年も「読めよ薬剤師」の記事を投稿する時期ですね。昨年同様,ブクログを振り返ってみました。
書籍の登録数0冊…。 ブクログ 全然使ってなかった!!

だけれども,いちおう読書はしてたんやでっ!!



3冊紹介できるんでちゅか!?



ななな,なんとかなるさっ💦
2021年に読んだ本①:ピカソ型破りの天才画家 講談社
一冊目がこちら。ピカソの「ゲルニカ」という有名な絵がありますけれども,それってどんな背景で書かれたのだろう?こう思ったのがきっかけで読んだ本です。
彼の絵はたくさんありますが,写実的な時もあれば抽象的,さらには幾何学的だったりします。画風がころころ変わると批判する方がいたそうですが,本人は「ころころ変わる?それはちがうよ。おれは,そのとき適切だと思った方法とスタイルで表現しているだけなんだ」と返した逸話なども書かれていました。



一定の描写方式に固まることなく「コレ良いやん!」と思ったことを素直に取り入れ,作品に反映させるピカソの前向きさが素晴らしいと思ったわ。



常に今よりも,もっと良くなるには?を考えてたんでちゅね
2021年に読んだ本②: 100の思考実験 紀伊国屋書店
次に紹介したいのがコチラ。思考実験に関する書籍です。たとえ哲学に興味がなくても手にしてみて損はないと思います。というのも,この本は答えがない問題に対して,どういった考え方があるのか知ることができるからです。
例えば,円錐は角度によっては三角形に見えます。別の角度から見れば円に見えます。さらに別の角度から見ると扇形ですね。どれも正解であると同時に,誤りだとお分かりだと思います。しかし,色々な角度からの見え方を知り,それらを集めてどんな結論を導き出すか?その過程を思考することで人としての視野が広がるように思います。



自分の見え方・感じ方が絶対ではないことを知る上でも大切だなって思います!
2021年に読んだ本③: 伝え方の処方せん: 服薬指導に困っていたら薬の妖精があらわれた



読んだんじゃなくて,書いたヤツじゃないでちゅか!!



てへっ!でもね,自分でも書籍として出来上がったものを改めて読んだのよ。
最後は,伝え方の処方せんです。児島先生,野田先生,油沼さんとチームを組み,日々の業務でどんなことで困ったか?それに対してどんな工夫を凝らすことで患者さんに対して伝わるようにできたか?具体例をシナリオに落とし込み,マンガにしていきました。
情報を伝えることは意外と難しい…。どれだけ自分で注意を払ったつもりでも,最終的に相手が別の解釈をした場合は伝わってないわけです。薬剤師は命に関わる薬を取り扱うため,薬の用い方や効果・副作用について誤解を与えてしまうのは避けたいですよね。本書は,日々の業務でスグに使えることを集めたものになっています。是非ともお手に取ってみてください!



宣伝じゃねぇか!



宣伝してもええやんけ!
おしまい
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