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リファンピシンは食後服用もOKやで!薬剤師の常識「食前」が崩壊

リファンピシンが食後で処方されているのはなぜ?それは血中濃度が落ちないから

リファンピシンは食後服用もOK!!薬剤師の常識の崩壊や!!

まいど!けいしゅけ(@keisyukeblog)です☆

リファンピシンの用法の常識がぶっ飛んだ!!ある日の処方箋を受けた時に、リファンピシンが食前ではなく、食後で処方されていた。

ん?これは疑義照会やな。そう思って、手早く疑義照会をしたんよ。せやけど、返答は「処方通りでヨロシク。」

…なんでやねん?

調べてみると、実はリファンピシンは食後服用でも効果はあんまり落ちない事を示すデータがあるねん!!

けいしゅけ

うそやんっ!まじでかぁーーーーーーーッッ!

教科書でも国家試験の勉強でも、リファンピシンは食前、食前、食前んんんッ!と覚えてきたのに!!!

こうした驚きと同時に、新しく知識を得た喜びを共有したいので、記事として書いていきますね☆

リファンピシンの「食後」服用指示の処方箋を連続して受け付けたのが始まりやってん…

それでは、最初から話をしていくわな☆

まず、前提として僕はリファンピシンと言えば食前投与やんね?そうですよね?と考えていてん。だって、そう習ってきたから。でも、今回は連続して出てきた処方で、リファンピシンの用法は「食後」やった。

何やこれは?なにかあるのかも知れへん。けど、ひとまず疑義照会や…。

ここから全てが始まっていくねん。

疑義照会の結果、医師から”『食後』の服用のままで調剤して下さい”と返答が来た!

ちなみに、患者さんのご家族の言葉も、「先生が食後に飲んでくださいって言ってました」やってん。

ワケガワカラナイ。ひとまず、疑義照会の結果を以て調剤開始やな。そう思って医師に確認を入れる。

結果は、”『食後』の服用のままで調剤して下さい”だった。ひとまず疑義照会を終えたし、患者さんの話とも一致している。これは妥当性があるのだろう。そう考えて投薬を終える。

しかし、釈然としない。

けいしゅけ

リファンピシンが食後OK、か。

ぼくらの常識では、リファンピシンは食前が当たり前であって、食後服用などありえなかった気がしたんやけどなぁ??

そんなことを考えながらも、”何か”根拠があることを予感してしまう。さっそく探索の旅に出始めた。

添付文書を再確認してみる。もちろん、インタビューフォームも

常識的な用法は食前服用、しかも朝食前空腹時ですよね?そう思いながら調べた添付文書の内容。

ひとまず引用して記載してみましょう。

用法及び用量
[肺結核及びその他の結核症]
通常成人には、リファンピシンとして1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する。
ただし、感性併用剤のある場合は週2日投与でもよい。
原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状により適宜増減する。また、他の抗結核剤との併用が望ましい。
[MAC症を含む非結核性抗酸菌症]
通常成人には、リファンピシンとして1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する。
原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状、体重により適宜増減するが、1日最大量は600mg(力価)を超えない。
[ハンセン病]
通常成人には、リファンピシンとして1回600mg(力価)を1ヵ月に1~2回または1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する。
原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状により適宜増減する。また、他の抗ハンセン病剤と併用すること。

引用元☞ http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/6164001M1186_1_11/

やっぱり、『原則として朝食前空腹時投与』と考えていたのは合っていた。ひとまず、ホッとする。

国家試験の勉強でもイヤっちゅうほど読んだもの!
薬剤師になってからも毎回食後になっていたら疑義照会!と習ったもの!!

そう思いながら。インタビューフォームものぞいてみるものの、明快な回答を得られなかった。

しかし、何か理由があるはずや。メーカーDIに問い合わせてみた

そこで聞いた事実に職員全員、驚くことになるのだった

まさかとは思ったけれど、僕たちは驚愕の事実に直面することになったのだった。その事実は常識と思っていたものを覆すものだったのだ。

リファンピシンは食後服用でもAUCは変わらないんです

ちょっと待て!なら食前・空腹時の服用と食後服用の違いは?

さすがに食後だと不都合な何かがあるよね??

メーカーDIの返答によると答えはこうだ。
食後服用の場合、血中濃度の立ち上がりにかかる時間が若干遅くなるというデータがあるんです。
しかし、AUCは食前服用と食後服用で変わらなかったとのことです。

・・・不都合、ないやん。むしろ飲み忘れが減る分メリットしかないっぽいっ!!!

なんで添付文書改訂しないの?

率直に聞いてみてん。

ほんだら、答えはこうやった。

「添付文書には”原則として”食前となっていますので、その原則外の例として扱っていただければいいと考えております。」

お、おう。(完全に屁理屈な気がするのだが。)

なら質問を変えようか

それじゃ疑義照会してなくても食後服用指示の処方箋は保険通るって事?

ここ気になりませんか?

メーカーの返答は、「それは各都道府県の保険者の担当者の裁量によりますね。」

・・・なんじゃそりゃ。

まとめるとこうなります。

  • ”原則”じゃないから食後服用指示は誤りではない
  • 保険が通るかは確約できない
  • でも添付文書は直さない
これ、けっこうデカイ事実なんちゃうの?

教科書が変わるレベルじゃないのか?これ

リファンピシンは食前に服用!とおそらくほとんどの薬剤師が覚えているはずやんね?

しかし、事実は異なり、AUCは変わらないらしい。故に食後服用OKという答えになる。・・・添付文書、変えようぜ。
真面目に食前空腹時を守って飲んでいる患者さんがアホみたいやん!!!

結核治療の今後のためにも、提言だ

添付文書、改訂しましょう。メーカーさん、動いてよ

厚労省さん、メーカーに指示出しましょうよ

現場の薬剤師さん。

リファンピシンは食後の服用でも効果は変わらない!を新常識にしましょう。

あとがき

いやぁ、今回は驚きでした。まさかリファンピシンが食後でもAUC変わらないとはね。
今までの常識はなんだったんだよ。。。

ってか、メーカーはここまでデータ持っていて添付文書を変えないなんて怠慢だぜ。
こういう陰に隠れた用法の”実は~”な話って多そうだね。
もし何か知っている方はコメント欄に書き込みお願いします。


今回の記事はここまでや☆

最後まで読んでくださってホンマおおきにっ!!お時間を使って読んでくださったことに心から感謝申し上げます!

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けいしゅけ

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