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睡眠導入剤の効果実感10倍に!服薬指導で3つポイントと2つの追加説明を伝えるんや!

眠剤の飲み方で効果が変わります

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ハルシオン、レンドルミン、マイスリー、ロヒプノールなどの睡眠導入剤(睡眠薬・眠剤ともいう)は薬剤師が服薬指導でたった3つのポイントを患者さんに伝えるだけで、効果実感度を10倍に高めることができるねんけど、知ってた?

けいしゅけは今まで眠剤を服用する患者さんのうち、確実に飲み方(服用前後の行動)が間違ってるために効果が十分に発揮できていない例をいくつも見てきた(さすがにアイキャッチのように塗る人はおらんけども!)

これはアカン。薬剤師が頑張って正しい飲み方を説明し、患者さんに実行してもらう事で効果実感10倍にしたろうやん!?そのためにも睡眠のメカニズムを知り、どうすれば眠りにつきやすい状態になり、眠剤の効果を最大化できるのか?の答えを導き出したろやんけ!ってわけやねん。

具体的な指導方法の3ポイントを提案するで!

ほんじゃ、はじめまひょかぁ~!!!

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服薬指導で話すべき3つのポイントと2つの追加説明!

服薬指導で話すべき3つのポイントはこれや!

  1. 薬を飲んだらスグ暗い部屋で目をつぶって横になりましょう(効果が最大化する瞬間を逃さない)
  2. 寝る前の30分くらい前から部屋は暗くしましょう(メラトニン分泌を邪魔しない)
  3. 寝る前の30分くらい前からテレビやパソコン、スマホ、読書は控えましょう(脳を刺激しない)

この3点を説明すれば、確実に睡眠導入剤の効果はでる!

 

加えるべき2つの追加説明はコレや!!

  1. 寝つきを良くするものであって、長く眠るための薬ではないねんで!
  2. 年齢と共に睡眠時間ってのは短くなるもんやねんで!

この2つを必ず伝えよう。

患者さんは「寝られへん」のではなく、

自分が思うほど長い時間&深く寝られへん」場合

が8割やねんから。

 

服薬指導3つのポイントの根拠と薬剤師が陥りがちな間違い説明

ここからは具体的に先ほどの主張、

  1. 薬を飲んだらスグ暗い部屋で目をつぶって横になりましょう(効果が最大化する瞬間を逃さない)
  2. 寝る前の30分くらい前から部屋は暗くしましょう(メラトニン分泌を邪魔しない)
  3. 寝る前の30分くらい前からテレビやパソコン、スマホ、読書は控えましょう(脳を刺激しない)

の根拠に当たる理屈を説明していくで!

まず、1番目の服薬指導のポイントの根拠を、ありがちな服薬指導の失敗例を出して説明するわ

「眠剤を飲んでから眠くなるまで読書でもしておいて下さい。」は間違った服薬指導

添付文書に根拠が載っているので紹介するわ。

レンドルミン錠0.25mg インタビューフォームより

レンドルミン錠0.25mg インタビューフォームより

引用元URL:file:///C:/Users/%E4%BD%B3%E5%85%B8%E3%80%80%E5%92%B2%E6%81%B5%E3%80%80%E6%98%82%E6%98%8E%E3%80%80%E3%81%B2%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%80%80%E3%81%82%E3%81%8B%E3%82%8A/Downloads/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E5%89%8D%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%81/650168_1124009F1223_1_155_1F.pdf

レンドルミンで効果が最大になるのは服用後1時間~1.5時間。

これ、読書なんかしてたら効果MAXのタイミングを完全に逃すわ。

というよりも、効果MAXになるまでにも効果は出ていくのやから、効果が最大化される服用後1時間~1.5時間には眠っている状態にあるのが理想や。

そういった理由から、「服用後は何もせず、横になって下さい。」と言うのが正しい服薬指導と言えるで!

これをまずは知っておくことが大事やと思うわ。

「薬の効果が最大化するまでに眠りにつけるようにするには、他に何かしている時間はない」

これが主張①の根拠や。

 

睡眠のメカニズムにはメラトニン分泌が重要な役割を果たしてる

2つ目の主張、

  • 寝る前の30分くらい前から部屋は暗くしましょう(メラトニン分泌を邪魔しない)

の根拠を示していこかぁ~。

そもそも、なぜ人は眠くなるのか?

  1. 夜になったから眠くなる⇒体内時計による睡眠(上記の睡眠にもっていくためにホルモン=メラトニンで眠くする)
  2. 疲れて眠くなる⇒恒常性維持のための睡眠(脳と心を休めるため

簡単にかつ、理論的に言えば、眠くなる理由はこうなる。

 

眠くなるホルモン(メラトニン)の出るメカニズムとは?

睡眠ホルモン=メラトニンというホルモンなのは有名や。

このメラトニンは脳の松果体という所が分泌するもので、体内時計(視交叉上核)を調節するねん。

  • 朝、光を浴びると体内時計がリセットされ、覚せい状態になる。この時、メラトニンの分泌はストップしてんねん。つまり、光を浴びることでメラトニンは分泌が制御されるわけや
補足説明するで🎵

メラトニンが分泌を再開されるタイミングには合図があるのか?

合図は・・・ない!

やけど、人間の体ってよくできてるねんで。

光を浴びて分泌がストップしてから14~16時間後にメラトニンは分泌が再開されるようになってんねん!じわじわと分泌が進み、眠気が強くなっていくわけ。

例えば、朝の7時に光を浴びて(日光に限らず)目覚めたとして眠くなり始めるのは?

⇒21時~23時やね。実生活を想像してみ?リアルやでぇ~、大体眠たくなる時間ってこの計算をすると合ってませんか?人体の不思議ってやつやわ。

コレで見えてきた!2つめの主張の根拠の結論が。というより、もう書いてたわ(笑)

そう、

「睡眠にもっていくためにホルモン=メラトニン。このメラトニンは光を浴びることで分泌が制御される」

だから、寝る前の30分くらい前から部屋は暗くしましょう

という服薬指導が必要なわけや!

 

脳は休もうとして睡眠をとる

これが3つめの主張、

  • 寝る前の30分くらい前からテレビやパソコン、スマホ、読書は控えましょう(脳を刺激しない)

の根拠を示すうえで必要な知識や。

さっき書いてたのが

そもそも、なぜ人は眠くなるのか?恒常性維持のための睡眠(脳と心を休めるため

と。これが根拠や。メッチャ単純。

補足説明するで🎵

テレビやパソコン、読書をすると情報が頭に入って脳が刺激されるやん!

そもそも眠るというのは冒頭に記載の通り、脳を休めるためのもの。

なのに、脳を寝る直前に刺激したら、、、休まれへんがな!

 

投薬時に伝えるべき2つの追加説明~これで患者さんは安心する~

繰り返すで。

加えるべき2つの追加説明はコレや!!

  1. (眠剤は)寝つきを良くするものであって、長く眠るための薬ではないねんで!
  2. 年齢と共に睡眠時間ってのは短くなるもんやねんで!

 

①については、先ほどの主張の根拠を示したところで記載済みや。

薬によっては作用時間が長いけれど(ドラール®など)、一般的に処方されるハルシオン・レンドルミン・マイスリー・アモバンなどといった眠剤は作用時間が短い。そして処方意図としても「寝付かせるため」であって睡眠時間を延ばすものではないんや。

 

年齢と共に睡眠の質は低下する(深く眠る時間の短縮・途中覚醒の増加)ものだと伝える

ドクターも処方する前にこれを伝えてよって話やねんけど、睡眠時間の長さと睡眠の質は年齢と共に変化していくねん。

メラトニンの分泌量は加齢とともに減少する

せやから高齢者が寝つきが悪いことや夜間中途覚醒、早朝覚醒の理由はこれによって説明がつくわけ。

睡眠の年齢差 睡眠の質と量は年齢に大きく依存する。

胎児期や 新生児期の睡眠は未分化で睡眠総量が多く、昼夜に わたって小刻みにくりかえされる。

幼児期の睡眠は昼夜 リズムと同調し、昼寝が少なくなって夜に連続した長い 眠りが出現すること、その中でノンレム睡眠が先行し レム睡眠が後続する睡眠単位が確立すること、深いノン レム睡眠が多いことなどが特徴である。

思春期から成人期にかけては、睡眠は社会的文化的に 管理されるようになり、睡眠総量は減少する傾向を示すが、 個人差も大きくなる。

一般に深いノンレム睡眠が多い パターンが継続する。

中高齢期の睡眠は加齢とともに 進行する質の劣化が特徴である。

睡眠時刻のずれ、深い ノンレム睡眠の減少、中途覚醒の増加による分断化、 昼寝や居眠りの出現などである。

( 引用:日本睡眠学会 文献URL ⇒ http://jssr.jp/kiso/syoshin/syoshin.pdf )

一方で、睡眠時間自体は余暇時間増加もあって老年期で長くなっている。

年齢別の睡眠時間

年齢別の睡眠時間

引用元:平成 23 年社会生活基本調査 生活時間に関する結果

URL ⇒ http://www.stat.go.jp/data/shakai/2011/pdf/houdou2.pdf

このデータから読み取れることがある。

それは

  1. 年を取るほどに睡眠の質は落ちる
  2. しかし、睡眠時間自体は伸びる
  3. よって、睡眠に対する満足度が低下する

この流れやね。

これを理解して、そういうものであるということを患者さんにフィードバックすることが大事だと思う。

薬を飲んでまで寝ても、結局睡眠の質は上がるわけではないねん。加齢が原因やねんもん。

 

これらを加味して、

  1. (眠剤は)寝つきを良くするものであって、長く眠るための薬ではないねんで!
  2. 年齢と共に睡眠時間ってのは短くなるもんやねんで!

と伝えるのが大事やねんで!

 

まとめ

睡眠に対する悩みはお年寄りにホンマに多いもの。

年齢と共に低下する睡眠の質・反比例して延びる睡眠時間。これによって睡眠に対する満足度が下がっているのだというを背景を理解して、

あえて患者さんにそういうものであることを説明する事でまず患者さんを安心させるのんってメッチャ大事や。

 

それだけでも眠剤に頼らない人が増えるかもしれないんやもん。薬剤師として役に立ちたいものやわ。

そして眠剤が処方されているのに睡眠に満足していない患者さんに対しては、眠剤の服用方法がちゃんとできているかを聞く必要があるわ。

寝る直前までテレビを見ている人ってメッチャ多いで(経験上)。

これじゃ光刺激とテレビの内容をみていることで メラトニン減少 & 脳が興奮してしまう このダブルパンチを自分に食らわせているんやでってことを説明してあげたい。

これらができれば、患者さんの眠剤に対する効果の実感度は10倍にできるで!!

 

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眠剤の飲み方で効果が変わります

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