子供がいるご家庭なら経験があるだろう
そして私たちも経験したのではなかろうか?
障子にプスっと指で穴をあける。気が付けば穴だらけ
これをやられたとき,「穴が開かない障子ってないのかな?」って思いませんか?
ワーロンシートこそ,穴の開かない障子紙や!
わ,ワーロンシート?
なんやねんそれ?
和紙を塩化ビニールシートでラミネートしたものがワーロンシートです
ワーロンシートの導入メリットは?
- 指プス(穴あけ)はまず無理
- 水拭きができる
- 丈夫で長持ち
- 燃えにくい
こういったことで我が家では導入しました。
4歳のわんぱく男児がおりますが,穴は開いていません。
それに,和室には畳と障子がやっぱり似合う
毎年のように障子紙を張り替えている方ならば,ワーロンシートはオススメです。
一回張ってもらえば数年間は余裕で持ちますよ♪
ワーロンシートの導入デメリットはなんだろうか?
メリットがあるならば当然,デメリットもあるので記載していきます。
- 和紙に比べてちょっとお高い。障子1枚当たりの単価は9倍くらいする。
☞普通の和紙が障子1枚当たり200円くらいとすると,ワーロンシートは1800円くらいです。
ただし,メリットで述べた通りで,毎年の張り替えの手間は省けますので,時間や労力を考えれば,減価償却は3年くらいでイケる感覚ですね。
- 塩化ビニールでラミネートされているので重い
☞つまり,張り付けているワーロンシート自体は穴が開かないのですが,張り付けているワーロンシートが丸ごと剥がれ落ちるリスクがあるのです。
ちなみに,我が家ではそこそこの力で長男が指プスをやろうとしたり,手のひらで押したことがありますが,事なきを得ています。
ある意味,貼り付けをする職人さんの腕も関係している???
ちなみにワーロンシートって見た目と手触りはどんな感じなの?
手触りはしっかりした素材の傘を触った感じをイメージするといいかも
塩化ビニールでラミネートされている,と読むとなんだかクリアファイルのような素材を思い浮かべますね。
しかし,実際にワーロンシートを使っているけいしゅけ宅の障子を触ってみると,,,
和紙とは肌触りが明らかに違いますが,表面はざらざらしていてクリアファイルのようなビニールそのものの素材感とも全く違います。
しっかりした固い素材の傘を差したときの肌触りがまさしくワーロンシートって感じですね。
ラミネートされているといっても,使っている塩化ビニールは薄いためにこのような肌触りになるのでしょうね。
見た目は完全に和紙そのもの。柄も数種類からチョイス可能
見た目に関しては,これは完全に和紙です。ラミネートされてますよね?とは見た目ではわかりません。
和紙をラミネートするため,通常の和紙の障子と同じように障子紙の柄も数種類あるので色味も含めて選べるようになっていますよ。
ワーロンシートかぁ・・職人さんに貼ってもらうと高いよね?
職人さんに頼むと,材料費を込みとして5000~8000円が相場のようです。
ただし,両面テープを使って自分で貼ることも可能です。
¥1980
¥359
材料費はこんな感じかな。テープとシートで2500円くらい。
だから実質の工賃は2500~5500円ということですね。
これなら職人さんにやってもらうのがおすすめです。貼り付けがうまくいくことが肝ですからね。
ちなみに全国の最低賃金で最も安い地域で時給714円ですから,作業に手間取って3時間かかってしまった場合には2142円分の時給換算となるわけで。
費用対効果の関係からすると,職人さんに頼むのが経済的にも労力的にもベターと言えそう。
以前の記事の和紙やビニール素材の畳と同じで導入時の金額は高い
ランニングコストが抑えられるので結果的に節約効果を生みます。
畳はイ草ではなく,ビニールか和紙がオススメすぎる!の記事で畳に関して,イ草素材以外をお勧めしました。
理由はダニ対策になることや,見た目がいつまでも青々としていてキレイ。畳のクズゴミが出ないことから張り替える回数が抑えられることなどを紹介しました。
ただし単価はイ草よりも高くなってしまう。今回の障子紙のワーロンシートもまさしくそんな感じですね。
導入時は少し高いんですが,長期的にみると安くなる。イニシャルコストが高いがランニングコストが安い!
結果としては安い買い物をすることとなり節約効果も出てくるのでオススメ。という論理になります。
ワーロンシートについて まとめ
そんなわけで今回は障子紙の素材,ワーロンシートについて書いてみました。
なかなか面白い素材ですので,知っておくといいかもしれませんね。
一戸建てに住む方なら,畳と障子はお金をかける価値があると言えます。
最初に割高なコストをかけることで数年後には減価償却ができ,結果としては節約になるためです。
また,自分でやる。よりも外注することは時間的なコスト削減につながりますのでオススメだとも言えます。
節約って,その場で支払う金額だけでなく,自分でやる場合の時間や労力を金額に換算すると得か損か?
も視野に入れるといいのかもと思っています。総合的コストの削減が節約であるという論理ですね。

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