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内服用滴剤・外用薬,頓服薬・注射薬の調剤料&疑義解釈を徹底解説や!

まいど!けいしゅけ(@keisyukeblog)です☆

今回の記事では,内服用滴剤・外用薬・頓服薬・注射薬に関して,調剤料がどのように計算されるのか勉強していくで。

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4種類も一気にやるんでちゅか!?大丈夫かなぁ~。心配でしゅ。

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 チッチッチ。

安心しなさい☆計算方法で分けると大きく2種類になるねんで!そやから,覚えることは意外と少ないねん。

ちなみに,読者の皆さん。内服薬については,詳しく別記事の内服薬調剤料の計算方法をたった30分で理解する!で詳しく解説してるので,併せて読んでみてな🎵

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やる気出てきたでちゅ!!!!!!!

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ふっ,タコちゅけよ。

わても燃えてきたでっ!!

行くぞぉぉぉぉぉ――――!!!!!!

コチラの書籍は僕の保険の勉強にマストアイテムとして存在し続けてくれています。良かったら手に入れてみてください。

目次

内服用滴剤と外用薬は1調剤につき10点(100円)*外用薬は受付1回あたり3調剤まで

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算定できる点数は,共通部分が多いのでまとめて書くわな。ポイントも*印をつけて記しておくわ☆

内服用滴剤と外用薬は1調剤につき10点(100円)

*内服用滴剤は調剤数に関係なく算定できる。また,内服薬調剤料の3剤までとは別に算定できる

*外用薬は受付1回あたり3調剤まで算定できる 

ざっと言うと,こんな感じや!

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先生,根拠資料が欲しいでちゅ!

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まかせんしゃい!

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ちなみに,内服用剤と内服用剤は違うで☆

あと,内服用剤っちゅうても,ラキソベロン内用液とそのジェネリックもしくはシダトレンスギ花粉舌下液くらいしかないから,あんまり敏感に考え止んでええで☆

しかも!シダトレンに関しては,もはや舌下錠が出ているので,内服用滴剤ってやっぱりピコスルファートNa内用液(ラキソベロン内用液)くらいなもんや。

内服用滴剤と外用薬の調剤料に関する厚労省資料による説明

ほんじゃ,まずは内服用滴剤と外用薬の調剤に関する厚労省資料を引用するで☆

内服用滴剤を調剤した場合の調剤料は,投薬日数にかかわらず1調剤につき「注1」の所定点数を算定する

この場合の内服用滴剤とは内服用の液剤であって,1回の使用量が極めて少量(1滴ないし数滴)であり,スポイト,滴瓶等により分割使用するものをいう。

なお,当該薬剤の薬剤料は,1調剤分全量を1単位として薬剤料の項により算定するものであり,1剤1日分を所定単位とするものではない。

別添3 調剤報酬点数表に関する事項 <通則> より引用(強調は筆者による)

注1ってなに?

注1 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険薬局において調剤した場合には,処方
せんの受付1回につき,当該基準に係る区分に従い,それぞれ所定点数を算定する。

ただし,別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出たものについては,本文の規定にかかわらず,当該基準に係る区分に従い,調剤基本料1又は調剤基本料4により算定する。

外用薬

外用薬の調剤料は,投与日数にかかわらず,1調剤につき算定する。

外用薬の調剤料は,1回の処方箋せん受付について4調剤以上ある場合において,3調剤まで算定できる。

ウ トローチについては,外用薬として算定する。

同一有効成分で同一剤形の外用薬が複数ある場合には,その数にかかわらず,1調剤として取り扱う。

別添3 調剤報酬点数表に関する事項 <通則> より引用(強調は筆者による)

内服用滴剤や外用薬に関する疑義解釈はありますか?

内服用滴剤について

(問6)

シダトレンスギ花粉舌下液200JAU/mLボトル(10mL 1瓶)及び2,000JAU/mLボトル(10mL 1瓶)の請求方法はどのようにすればよいか。

(答)本製剤は,増量期の投与にあたって1週間分を1瓶として処方されるものであるため,1瓶あたりの額を用いて薬剤料の点数を算定するとともに,用法等を以下に示す例を参考に記載すること。

なお,調剤レセプトの場合は内服用滴剤として請求すること。

例)

シダトレンスギ花粉舌下液200JAU/mLボトル(10mL 1瓶) 1瓶1日1回 7日分 42×1

シダトレンスギ花粉舌下液2,000JAU/mLボトル(10mL 1瓶)1瓶1日1回 7日分 101×1

平成26年10月10日 疑義解釈資料の送付について(その10)より

シダトレンスギ花粉舌下液の入力や調剤料の細かい説明については,内服薬調剤料の計算方法をたった30分で理解する!に書いていますので,そちらをご覧ください。

外用薬について

問2)

内服薬と外用薬の調剤料の取扱いについて,同一の有効成分であって同一剤形の薬剤が複数ある場合は,その数にかかわらず1剤(1調剤)とされているが,「同一剤形」の範囲はどのように考えたらよいか。

(答)下記の剤形については,それぞれ別剤形として取り扱う。

○内用薬

錠剤,口腔内崩壊錠,分散錠,粒状錠,カプセル剤,丸剤,散剤,顆粒剤,細粒剤,末剤,液剤,シロップ剤,ドライシロップ剤,経口ゼリー剤,チュアブル,バッカル,舌下錠

○外用薬

軟膏剤,クリーム剤,ローション剤,液剤,スプレー剤,ゼリー,パウダー剤,ゲル剤,吸入粉末剤,吸入液剤,吸入エアゾール剤,点眼剤,眼軟膏,点鼻剤,点耳剤,耳鼻科用吸入剤・噴霧剤,パップ剤,貼付剤,テープ剤,硬膏剤,坐剤,膣剤,注腸剤,口嗽剤,トローチ剤

(参考:「薬価算定の基準について」(平成28年2月10日保発0210第1号)の別表1)

なお,本取扱いは,内服薬と外用薬に係る調剤料における考え方であり,例えば,調剤時の後発医薬品への変更に関する剤形の範囲の取扱いとは異なることに留意すること。

(問3)

上記の問に関連して,例のように濃度を変更するなどの目的で,2種類以上の薬剤の比率を変えて混合した処方が複数ある場合は,それぞれの処方を別調剤として取り扱った上で,計量混合調剤加算を算定できるか。

例)

Rp.1 A剤10g B剤20g 混合

Rp.2 A剤20g B剤20g 混合

(答)2種類の薬剤を計量し,かつ,混合した処方が複数ある場合は,それぞれについて計量混合調剤加算を算定できる。(例の場合は,Rp.1とRp.2のそれぞれについて,調剤料と計量混合調剤加算を算定できる

平成28年4月25日 疑義解釈資料の送付について(その2)より

次のような処方の場合,2調剤として算定して良いか?

処方1 リンデロン点眼・点耳・点鼻液 0.1% 5mL 1日3回 点

処方2 リンデロン点眼・点耳・点鼻液 0.1% 5mL 1日3回 点

1調剤として算定する。

理由:平成28年(2016年)4月診療報酬改定から,「同一有効成分で同一剤形の外用薬が複数ある場合には,その数にかかわらず,1調剤として取り扱う」となっているため。

外用薬の処方について,用法(使用部位など)が書かれていない処方箋を応需しました。この医療機関からの処方箋はいつも記載がありません。外用薬に関するレセプトで,処方箋の記載通り用法(使用部位など)の記載なしのまま請求しても返戻にならないのでしょうか?

実は,外用薬にかかる用法(使用部位など)については,調剤報酬明細書=レセプトの「処方」欄への記載は省略できます

診療報酬請求書等の記載要領等について(昭和51年8月7日保険発第82号)に根拠となる記載があります。

(21) 「処方」欄について

ア 所定単位(内服薬(浸煎薬及び湯薬を除く。以下同じ。)にあっては1剤1日分,湯薬にあっては内服薬に準じ1調剤ごとに1日分,内服用滴剤,屯服薬,浸煎薬,注射薬及び外用薬にあっては1調剤分)ごとに調剤した医薬品名,用量(内服薬及び湯薬については,1日用量,内服用滴剤,注射薬及び外用薬については,投薬全量,屯服薬については1回用量及び投薬全量),剤形及び用法(注射薬及び外用薬については,省略して差し支えない。)を記載し,次の行との間を線で区切ること。

なお,浸煎薬の用量については,投薬全量を記載し,投薬日数についても併せて記載すること。

ただし,服用時点が同一であっても投薬日数が異なる内服薬に係る調剤及び同一の保険医療機関で一連の診療に基づいて同一の患者に対して交付され,受付回数1回とされた異なる保険医の発行する処方せんに係る調剤については,それぞれ別の欄(線により区切られた部分をいう。以下同じ。)に記載すること。

診療報酬請求書等の記載要領等について(昭和51年8月7日保険発第82号)より引用(強調は筆者による)

頓服薬・注射薬は受付1回につき所定点数(頓服薬21点=210円,注射薬26点=260円)

頓服薬と注射薬の調剤料に関する厚労省資料による説明

ほんじゃ,まずは頓服薬と注射薬の調剤に関する厚労省資料の資料を引用するで☆

(2) 屯服薬

屯服薬の調剤料は,調剤した剤数,回数にかかわらず,1回の処方箋受付につき所定点数を算定する。

別添3 調剤報酬点数表に関する事項 <通則> より引用(強調は筆者による)

タコちゅけのアイコン画像タコちゅけ
所定の点数って何点?ってなりましゅよね。

頓服薬の調剤料は,調剤数・日数によらず,1処方箋に対して1回21点を算定でちゅよ💛

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