Pythonの基礎#19 辞書型変数の要素を削除する方法
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まいど!2020年6月からPythonの勉強をはじめた けいしゅけ(@keisyukeblog)です☆
前回の記事で辞書型変数(dictionary)に含まれるkeyやvalueを付け加える方法について学びました。
今回は,次の疑問に対するアンサー記事を書こうと思います。
辞書型変数(dictionary)に含まれるkeyやvalueを消す方法はありますか?
けいしゅけ
・・・もちろん,ある訳やけれども。それがわからへんのや。
タコちゅけ
そんなわけで,この記事では辞書型変数(dictionary)に含まれるkeyやvalueを消す方法を勉強していこうと思います。
こんなコードで学べるよ!
#辞書型変数top3を設定する
top3={'金メダル':'1st','銀メダル':'2nd','銅メダル':'3rd' ,'メダルなし': '4th'}
print(top3)
#clearメソッドで辞書型変数全削除を実行
top3.clear()
#clearメソッド実施後の辞書型変数の確認
print(top3)
top3={'金メダル':'1st','銀メダル':'2nd','銅メダル':'3rd' ,'メダルなし': '4th'}
print(top3)
#popメソッドで辞書型変数で任意のkey削除を実行
deleted_value=top3.pop('銀メダル')
#popメソッドで削除した任意のkeyを出力する
print(deleted_value)
#popメソッド実施後の辞書型変数の確認
print(top3)
top3={'金メダル':'1st','銀メダル':'2nd','銅メダル':'3rd' ,'メダルなし': '4th'}
print(top3)
#popitemメソッドで辞書型変数の最後に位置するkey:valueを削除する
deleted=top3.popitem()
#popitemメソッドで削除したkey:valueを出力する
print(deleted)
#popメソッド実施後の辞書型変数の確認
print(top3)
top3={'金メダル':'1st','銀メダル':'2nd','銅メダル':'3rd' ,'メダルなし': '4th'}
print(top3)
#del文で辞書型変数の任意のkey:valueを削除する
del top3['銅メダル']
#del文で辞書型変数の任意のkey:valueを削除実施後の辞書型変数の確認
print(top3)
もしPythonにご興味があるのであれば,このブログ記事が何かしら参考になればと思います☆また,Twitterでもいいので,なにかコメント等あれば宜しくお願い致します!
目次
辞書型変数の要素を削除する方法
到達目標
辞書型変数の要素を削除する方法として
①clear
②pop
③popitem
④del
以上,3つのメソッドとdel文を習得する
けいしゅけ
タコちゅけ,これを目標に進んでいこう!
もはや,キミなら想像できるやんね?
タコちゅけ
けいしゅけ
clearメソッドって何ですか?記述方法も教えてください
辞書型変数の中身をすべて削除するメソッド(関数みたいなもの)である
辞書型変数名.clear()と記述することで実行できる
clearメソッドとは?記述法は?に対する回答の解説
まずは,コードを見てみましょう。
#辞書型変数top3を設定する
top3={'金メダル':'1st','銀メダル':'2nd','銅メダル':'3rd' ,'メダルなし': '4th'}
print(top3)
#clearメソッドで辞書型変数全削除を実行
top3.clear()
#clearメソッド実施後の辞書型変数の確認
print(top3)
{'金メダル': '1st', '銀メダル': '2nd', '銅メダル': '3rd', 'メダルなし': '4th'}
{}
けいしゅけ
割と見た通りなので解説という解説はありません。
ここについてご質問等あればコメント欄にてQ&Aをさせてくださいませ☆よろしくお願い致します!
popメソッドって何ですか?記述方法も教えてください
keyを指定して要素を削除し,かつ,削除されたvalue(値)を返すメソッド(関数みたいなもの)である
keyを指定して要素を削除し,かつ,削除されたvalue(値)を返すメソッド(関数みたいなもの)である
辞書型変数名.pop('削除したいkey')
と記述することで実行できる
上記の記述を少し応用してdeleted_value=辞書型変数名.pop('削除したいkey')
と記述しておけば,削除したvalueを出力することができる。
注)deleted_value
とした変数部分は任意の変数です
print(removed_value)
と記述することで消したkeyのvalueを取り出すことができる
popメソッドとは?記述法は?に対する回答の解説
まずは,コードを見てみましょう。
top3={'金メダル':'1st','銀メダル':'2nd','銅メダル':'3rd' ,'メダルなし': '4th'}
print(top3)
#popメソッドで辞書型変数で任意のkey削除を実行
deleted_value=top3.pop('銀メダル')
#popメソッドで削除した任意のkeyを出力する
print(deleted_value)
#popメソッド実施後の辞書型変数の確認
print(top3)
{'金メダル': '1st', '銀メダル': '2nd', '銅メダル': '3rd', 'メダルなし': '4th'}
2nd
{'金メダル': '1st', '銅メダル': '3rd', 'メダルなし': '4th'}
けいしゅけ
keyを指定して削除するpopメソッド。削除後に出力できるのは,そのvalue部分であることが注意点や。
popitemメソッドって何ですか?記述方法も教えてください
keyを指定して要素を削除し,かつ,削除されたkeyとvalue(値)を返すメソッド(関数みたいなもの)である。ただし,削除する要素は辞書に書かれた最後の要素である(python3.7以降)
任意の変数名=辞書型変数名.popitem()
と記述することで辞書の最後のkey:valueが削除される。
print(<strong>任意の変数名</strong>)
と記述すれば,削除されたkey:valueを('key','value')
という形で出力できる
popitemメソッドとは?記述法は?に対する回答の解説
top3={'金メダル':'1st','銀メダル':'2nd','銅メダル':'3rd' ,'メダルなし': '4th'}
print(top3)
#popitemメソッドで辞書型変数の最後に位置するkey:valueを削除する
deleted=top3.popitem()
#popitemメソッドで削除したkey:valueを出力する
print(deleted)
#popメソッド実施後の辞書型変数の確認
print(top3)
{'金メダル': '1st', '銀メダル': '2nd', '銅メダル': '3rd', 'メダルなし': '4th'}
('メダルなし', '4th')
{'金メダル': '1st', '銀メダル': '2nd', '銅メダル': '3rd'}
けいしゅけ
popitem()は,繰り返し操作することで辞書内にあるkeyとvalueを一覧表にできそうやね。
たこちゅけ
繰り返し操作…それって次に学ぼうとしているものじゃ??
けいしゅけ
del文って何ですか?記述方法も教えてください
指定したkeyの要素を削除することができるのがdel文です。ただし,削除した要素を出力することはできません。
del 辞書型変数名['消したいkey']
と記述することで削除ができます。
続いてprint(辞書型変数名)
と記述することで削除後の辞書を出力できます。
del文とは?記述法は?に対する回答の解説
まずは,コードを見てみましょう。
top3={'金メダル':'1st','銀メダル':'2nd','銅メダル':'3rd' ,'メダルなし': '4th'}
print(top3)
#del文で辞書型変数の任意のkey:valueを削除する
del top3['銅メダル']
#del文で辞書型変数の任意のkey:valueを削除実施後の辞書型変数の確認
print(top3)
{'金メダル': '1st', '銀メダル': '2nd', '銅メダル': '3rd', 'メダルなし': '4th'}
{'金メダル': '1st', '銀メダル': '2nd', 'メダルなし': '4th'}
けいしゅけ
delとは英語の「削除する」を意味するdeleteの頭3文字を取ったものです。とにかく,「削除する」ことができるということになりますね。
使い勝手が良いです。とにかく指定して削除したい場合はこれって感じがします。単純に削除する場合はこれを使うのがラクでしょう。
最後にVSCodeで動作確認(要素の入替・追加)
VSCodeにコードを記入して動かしてみよう!
#辞書型変数top3を設定する
top3={'金メダル':'1st','銀メダル':'2nd','銅メダル':'3rd' ,'メダルなし': '4th'}
print(top3)
#clearメソッドで辞書型変数全削除を実行
top3.clear()
#clearメソッド実施後の辞書型変数の確認
print(top3)
top3={'金メダル':'1st','銀メダル':'2nd','銅メダル':'3rd' ,'メダルなし': '4th'}
print(top3)
#popメソッドで辞書型変数で任意のkey削除を実行
deleted_value=top3.pop('銀メダル')
#popメソッドで削除した任意のkeyを出力する
print(deleted_value)
#popメソッド実施後の辞書型変数の確認
print(top3)
top3={'金メダル':'1st','銀メダル':'2nd','銅メダル':'3rd' ,'メダルなし': '4th'}
print(top3)
#popitemメソッドで辞書型変数の最後に位置するkey:valueを削除する
deleted=top3.popitem()
#popitemメソッドで削除したkey:valueを出力する
print(deleted)
#popメソッド実施後の辞書型変数の確認
print(top3)
top3={'金メダル':'1st','銀メダル':'2nd','銅メダル':'3rd' ,'メダルなし': '4th'}
print(top3)
#del文で辞書型変数の任意のkey:valueを削除する
del top3['銅メダル']
#del文で辞書型変数の任意のkey:valueを削除実施後の辞書型変数の確認
print(top3)
{'金メダル': '1st', '銀メダル': '2nd', '銅メダル': '3rd', 'メダルなし': '4th'}
{}
{'金メダル': '1st', '銀メダル': '2nd', '銅メダル': '3rd', 'メダルなし': '4th'}
2nd
{'金メダル': '1st', '銅メダル': '3rd', 'メダルなし': '4th'}
{'金メダル': '1st', '銀メダル': '2nd', '銅メダル': '3rd', 'メダルなし': '4th'}
('メダルなし', '4th')
{'金メダル': '1st', '銀メダル': '2nd', '銅メダル': '3rd'}
{'金メダル': '1st', '銀メダル': '2nd', '銅メダル': '3rd', 'メダルなし': '4th'}
{'金メダル': '1st', '銀メダル': '2nd', 'メダルなし': '4th'}
タコちゅけ
けいしゅけ
Pythonの勉強はまだまだ続くでっ!!
さて,辞書型変数の要素を削除する方法について書いてきました。再現できましたか??
もしも不明点などがあれば,いつでも,Twitterで質問していただくか,コメント欄に記入してくださいね☆
次回は,ようやく,ようやくfor文について書いていこうと思いますッ!!
たこちゅけ
おしまい
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今回の記事はここまでや☆
最後まで読んでくださってホンマおおきにっ!!お時間を使って読んでくださったことに心から感謝申し上げます!
けいしゅけ
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タコちゅけ
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