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PRECISE-DAPTとは何ですか?PRECISE-DAPTスコアで高リスク群は長期DAPTで出血リスクが増える

PRECISE-DAPTって何ですか?

PRECISE-DAPTとは?

論文の名前のこと。PMID:28290994

 まいど!けいしゅけ(@keisyukeblog)です☆

今回はPRECISE-DAPTについて書いていきます。書き出しに記した通り、PRECISE-DAPTは論文名を指します。

そして、この論文ではPCI後のDAPTによる出血リスクを評価するPRECISE-DAPTスコアという評価ツールを提示しています。

PRECISE-DAPTの論文原著

ひとまず、論文の原著を示します。お読みいただいてアクセスしよう!と思ったら是非ともリンクから飛んで読んでみてください。

Lancet. 2017 Mar 11;389(10073):1025-1034. doi: 10.1016/S0140-6736(17)30397-5.
Derivation and validation of the predicting bleeding complications in patients undergoing stent implantation and subsequent dual antiplatelet therapy (PRECISE-DAPT) score: a pooled analysis of individual-patient datasets from clinical trials.
Costa F, et al.

 

PMID: 28290994 DOI: 10.1016/S0140-6736(17)30397-5

ちなみに、DAPTって何ですか?という方は過去に記事を書いているので、良かったら読んでみてください。

エフィエント(プラスグレル)がプラビックス(クロピトグレル)に比べてどう優れているのかハッキリさせようじゃないか!

PRECISE-DAPTでは、PCI施行後のDAPT期間中に院外出血リスクを予測する標準ツールとして、PRECISE-DAPTスコアというものを掲げた。

PRECISE-DAPTスコアで評価する5つの項目とは?

  1. 年齢
  2. クレアチニンクリアランス
  3. ヘモグロビン
  4. 白血球数
  5. 自然発生性出血既往

これら5つの項目の数値を計算するのですが、計算はWebサイトの自動計算機能を使います。

PRECISE-DAPT ウェブ電卓

PRECISE-DAPTスコアと出血リスク

PRECISE-DAPTスコアによる、Kaplan-Meir出血率の違いは以下の通り

  • 超低リスク(スコア ≦10)・・・長期間DAPTも短期間DAPTも虚血性イベント、出血リスクは同等。短期間DAPTにおいてのみ有意な虚血性イベントリスク低下が認められた(絶対リスク差-0.21%[95%信頼区間-0.76 ~ -0.30;NNT 477]p=0.007)
  • 低リスク(スコア 11-17)・・・長期間DAPTも短期間DAPTも虚血性イベントリスク、出血リスクは同等
  • 中等度リスク(スコア 18-24)・・・長期間DAPTの方が短期間DAPTよりも虚血イベントリスクは少なく、出血リスクは同等
  • 高リスク(スコア ≧25)・・・長期間DAPT(12-24ヵ月)群では短期間DAPT(3-6ヵ月)群にくらべて虚血イベントリスクは同等、出血リスクは上昇(絶対リスク差+2.59%[95%信頼区間+0.82 ~ +4.34;NNH 38])
PRECISE-DAPTの結論
高リスク群(スコア ≧25)では長期DAPTは出血リスクが増える

PRECISE-DAPTの結論を薬局薬剤師としてどう活かすか?

ひとまずPRECISE-DAPT研究の結果は知り得ることができたので、これをどう活用するか?を考えてみた。

けいしゅけ

正直言って、厳しいかもっ!!

PRECISE-DAPTスコアを計算するためのツールはWeb上にあれど、検査値が得られないと厳しい。

特にスコア計算のための項目5番目、「自然発生性出血既往」は薬剤師が独自で介入して知り得る範囲ではないもんねぇ・・・。

活路は薬-薬連携にある?

しかし、諦める気にはなれへん。何かしらやれることはあるはずや。

「カルテ情報が見られるか?」

が障壁となるならば、これは病院薬剤師さんとの連携によって解消の道を探すのがいいのかもしれないと僕は思う。

患者さんから「血液サラサラの薬をいつまでも続けても大丈夫なの?正直言って、心配なのよね」

そんな言葉を聞く機会が多いのは薬局薬剤師ではなかろうか?

であれば、薬局薬剤師として僕に何ができるのかを追求してみれば1つ浮かぶ答えは病院薬剤師さんとの連携。

薬-薬連携や。

患者さんの治療に対する心理的状況の把握などは薬局薬剤師から情報提供し、病院薬剤師はカルテ情報を把握できるため、それを薬局薬剤師に提供する。これが実現できれば患者さんへの治療介入において薬剤師の活躍の場は広がるに違いない。

PRECISE-DAPTの結論を薬局薬剤師としてどう活かすか?考えた結果、何が見えましたか?

病院薬剤師と薬局薬剤師の薬-薬連携への積極的な歩み出しの必要性が見えました。

ただし、PRECISE-DAPTスコアだけが全てでもないからなぁ・・・

ここで自分の中で、プスプスとくすぶるものが発生する。

タコちゅけ

 先生、DAPTの期間の評価ツールってPRECISE-DAPTスコアだけでちゅか?

他にDAPTの出血リスクのスコア評価ツールってないんでちゅか?

けいしゅけ

正しくそれや!

タコちゅけ、僕はそれで今、悶々としているねん・・・。

タコちゅけ

 先生、DAPTスコアって何でちゅか?

名前が似ているから同じかと思ったんでしゅけど、違いまちゅよね??

タコちゅけの質問こそが、僕が悶々とするど真ん中の理由である。

実はDAPTスコアという評価ツールもあるのだ!

そして、勉強不足の為、これが今はわからない。

けいしゅけ

 スマン!タコちゅけ。今はしっかりハッキリと答えられへん!!

勉強して、後日まとめてみるから待って欲しい!!

さぁ、次回のテーマは完ぺきに決まった

DAPTスコアって何ですか?評価項目は何ですか?どう臨床で適用するのですか?

コレで行こうと思う。

けいしゅけ

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