アイキャッチにどどん!!と出しましたが,児島先生の新刊が出ます!!
(ちなみにワタクシ,執筆協力にて参加させていただきましたっ)

まいどっ! けいしゅけ(@keisyukeblog)です☆



新米薬剤師のタコちゅけでちゅ☆
それでは,さっそく進んでいきましょう☆どうぞよろしくお願いいたします。もし,疑問点やご指摘,記事にしてほしい!といったご要望があればコメント欄へ遠慮なく書いてくださいね☆
OTC医薬品販売に関して自信をもって説明できますか?
OTC医薬品の販売に関して,Twitterアンケートを実施しましt。
Twitterアンケートの結果です
質問1の結果
薬剤師(および薬学生)の皆様に質問です。
ある日,OTC薬(風邪薬や点眼薬,胃腸薬,外用薬など)について患者さん(お客様)から質問を受けたアナタ。
自信をもって説明できますか?
- できる! …12% (240票)
- できると思われる(自信ない)… 25% (500票)
- できない(知識不足)… 34% (680票)
- 閲覧用… 28% (560票)



ぼくは,できると思われる(自信ない)に1票といった感じです!
2019年11月11日17:30頃投票総数が2000票になった時点での結果です。(少数点が上手く反映されないため,合計すると100%になってないです💦)
閲覧用を省いて,35%の方がOTCの説明できるものの自信は持てず,約48%の方が知識不足で説明が自信をもって説明できないと答えたという結果でした。
質問2の結果
ちなみにアナタは以下のどれに該当しますか?
- 調剤薬局薬剤師 … 46%
- 病院薬剤師… 13%
- ドラッグストア薬剤師… 11%
- 薬学生・その他… 31%



ぼくは調剤薬局薬剤師で,Twitterフォロワーに調剤薬局薬剤師が多かったと思われます。
質問1と質問2の回答数に大きな開きがあるので,ちょっと参考にしにくいかも知れませんね。アンケートの取り方が下手くそでした💦
こちらは,同じ時点での投票総数が500票でした。参考として載せておきます。
約80%の方がOTC販売説明に自信をもっていない
アンケートの結果,(閲覧用を除く)およそ80%以上の方がOTC医薬品の質問に自信を持っていないことがわかりました。(あくまで小規模アンケートでの結果においてです。)



根拠をもって回答できないからなのかも?と個人的には思っています。OTCに含まれる成分の臨床的な有効性や安全性データを踏まえることが出来る本書を利用しながら販売経験を重ねることができれば先ほどのアンケート結果に変化が起こるのではないでしょうか。
OTC医薬品のキャラクターを一望できる書籍,それが『OTC医薬品の比較と使い分け』です!
本書の魅力とは?
- 比較を通じてそれぞれのOTC医薬品の特徴がわかる
- 商品選択や受診勧奨へのフローチャートが掲載されており,単に商品を販売するだけではなく,どういった症状を聞き取るべきか知ることができる
- 解説文は原著論文・各種ガイドラインなどを根拠として書かれており,出典がしっかり明記されている
『OTC医薬品の比較と使い分け』が役に立つ3つの場面
それでは,あなたにとって「OTC医薬品の比較と使い分け」が役に立つであろう場面を僕なりに考えてみました。
ドラッグストアで働いており,成分の特徴を学びたいとき
まず,間違いなく言えるのがこれです。ドラッグストアの現場では日々お客様から「一番効く薬ってどれなん?」という質問を受けます。
- 誰が使うのかと,その方の年齢を確認
- 女性の場合は妊娠・授乳の有無の確認
- 持病の確認
- 他に飲んでいる薬やサプリメントの確認
- いつから出ている症状なのか?どんな症状か?現在の症状について確認
- これまでの副作用歴やアレルギーについて確認
- 説明に関して理解できているかの確認



たくさんの確認事項がありますよね?これらを聴いたうえで販売するわけですが,肝心の成分特徴を理解していないとなぜこの商品がお客様にとって良いのか?販売する根拠がわかりません。自信をもってオススメしたいのに…。
ドラッグストア薬剤師時代って,かなりの数の確認事項を一つずつ行っていました。持病がある場合や妊娠・授乳中の場合,OTC薬の使用者が乳幼児の場合はほとんどが受診勧奨になったなぁという記憶があります(販売しないことの大切さを学びました)
しかし,自分が悔しい思いをしたのが話を聴いたのち,何をオススメするか?に根拠と自信が持てなかったことでした。そんな時,『もっと一つ一つの成分について深く知っていたら!何かスグに調べられる資料が手元にあれば!』そう思っていました。
機械的に会社の推奨品を販売している自分,薬のプロである薬剤師が成分について手元に信頼できる資料がない心許なさ。そんな過去の自分に贈りたいと,執筆協力しているときから感じていました。



ちなみに,成分について学べるだけではありません。どんな場合には受診勧奨すべきかフローチャートが各章に書かれています。
お客さんにお話を伺って販売すべきでない場面も学ぶことができるんです!
日々の接客にお役立てください!
保険薬局でOTC販売を進めていく際に,商品検索&学習ツールとして
ぼくが保険調剤薬局に転職して働きだすと,OTC医薬品を販売する機会はほぼゼロになりました。しかし,患者さんに確認をするとOTCやサプリメントを飲んでいる方はとても多いんですよね。
もとももとドラッグストア勤務経験があったので対応することができたのですが,同じ店舗のスタッフは「商品名をまず知らないし,入っている成分は全くわからない」と言っていました。それでいて,OTC医薬品について根拠論文も明記しつつ紹介する書籍は皆無でした。



近年は健康サポート薬局の拡充を図るなど,保険調剤薬局でもOTC販売を積極的に行う流れが出てきています。
その際に,本書は商品選定や,OTC医薬品にどんな成分が含まれるのか学ぶのに絶好のツールになるでしょう☆
妊娠・授乳中の奥様や小さい子供がいるご家庭,離れた父母への贈り物に
最後ですが,とっても大事な場面を紹介します。それは,薬剤師が近くにおらず,お困りの症状が市販薬で対応可能か調べたいときです。
執筆協力をしている中でぼく自身すごく魅力的だと感じたのですが,本書はすべての薬について妊娠中や授乳中の安全性を記しているなど,薬の安全性をきちんと根拠をもって調べてあります。また,病院に受診すべき症状もフローチャートにまとめられています。
掲載されている医薬品については対象年齢や用法・用量も網羅されており,どんな薬が使用可能なのか見当を付けることが可能になります。


離れて暮らすご家族への贈り物に良いかもしれないでちゅね☆
身近に存在するOTC医薬品だからこそ,正しい知識を手に入れて適正使用を
長々と書き連ねてしまいましたが,ぼくは本書が多くの薬剤師さんや一般の方にとってOTC医薬品を身近にある”遠い存在”から”いざという時に頼りになる相棒”と言える存在にし得ると確信しています。
- 保険薬局では,お薬渡し口の近くに置いて接客時に利用する
- ドラッグストアの現場で毎日の接客にフル活用する
- 薬の専門知識のない家族へ贈り物としてプレゼントする
- OTC医薬品の教材として



多くの場面,多くの方にとって利用場面がありますので,是非ともご活用ください!!
OTC医薬品の比較と使い分けをお手に取ってみてはいかがでしょうか?
けいしゅけイチオシ勉強サイト
今回の記事はここまでや☆
最後まで読んでくださってホンマおおきにっ!!お時間を使って読んでくださったことに心から感謝申し上げます!
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コメント一覧 (1件)
薬剤師さんだけでなく、登録販売者さん、一般の人もあると良い一冊だと思います。買います。