スポンサーリンク

「有意差」「p<0.05」薬の臨床試験の結果で見る統計学用語の意味は?

スポンサーリンク

もう年末やね。

今年の7月に立ち上げたこのブログ。

今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

さて、今年のラストに何を書こうかのぅ??と思案して、新薬の情報提供がいいかも!!そう思て読んでてん。製造販売承認取得のご案内ってパンフレットを。

 

ちなみに、新薬言うても ベムリディ錠25mg の事ではないで?

デザレックス錠 でも ビラノア錠 の事でもない。その新薬の情報は今後公開していこうと思う☆

 

パンフレットを読み進めていると、「この薬はプラセボ群に比べてp<0.05でしたぁ!」と書いてるねん。

コレや!思たわ。

「おいおい、待て。いきなり「p」て?なんやねん?どーゆー意味やねん?」

そう思う人が実は多いんやないかと思うねんなぁ。

 

私事の経験ですが・・・「先輩!pてなに?これどういう意味っすか?」と聞いみたことがあってんね。数年前に。

ても、先輩:「有意差があるっちゅうこっちゃ!」と答えはる。

「なるほどぉ!そういうことですかぁ☆」

と返事を返しつつ、『いや、その「有意差」を説明せぇよ。』と思っててん。僕。

そんな 思ひ出 を思い出しつつ、これを説明する記事を書こうと決心いたしましたぁ!

 

これら「p<0.05」や「有意差」という統計用語を年末にけいしゅけが説明しようと思います!!

 

スポンサーリンク

有意差とは「偶然や誤差ではなく、意味がある差が存在する」こと

まずは有意差について。

見出しに答えを載せてますが、有意差とは「誤差でも偶然でもなく、意味のある差が間違いなく存在する事」を意味します。

糖尿病の薬のパンフレットで言えば、プラセボや既存の薬と比べて見かけ上の血糖値の改善に関する数値やグラフがどれだけ大きかろうと、それが「有意差」を持っていないとすれば、血糖値の改善は単なる偶然か数値の計測誤差である。

そういうことになるわけやねん。

つまり、「有意差」があることの証明こそ、その薬が間違いなく糖尿病において血糖値を下げる作用があることを証明することになる。

そういう訳や。

 

有意差の証明に必要なのは?そら誰から見ても「必然だ」とわかる基準

①明らかに偶然って例

当たり前やけど、1人の人に飲ませて血糖値が下がったとて、それって間違いなく糖尿に効く薬や!!

と言えますか?

無理やんね。

他にも違う作用があるかもしれないし、今回はたまたま実験している時に被検者が低血糖を起こしていただけかもしれへん。

偶然やろ?これが結論になる。

つまり、有意差はない。と言える。

 

②偶然とも必然とも言い難い例

次に50人に投与して23人が血糖値が下がったとしよう。

これはどうですか?

偶然や!とも言い切れないし、

間違いなく血糖値を下げる作用があるものや!!

とも言い切れないね。

この場合は、有意差はあるとは言い切れない。

 

③間違いなく必然と言える例

最後に、300人に投与して297人の血糖値が下がったとすればどうか?

こりゃもう、間違いなく血糖値を下げる作用はありそうや!と言えるやろうね。

そう、有意差あり。やわ。

 

この有意差のあり、なしの基準って感覚なん?いえ、違います。

ここまでの話の流れはふむふむ、と頷いてもらえると思う。

が、しかし!

同時に「で、結局基準ってなんやねん?」

とも思っておられるのではなかろうか?

冒頭のもう1つのクエスチョンがその答えだろうと想像もついているでしょう。

そう、ここで登場するのが「p<0.05」やねん

 

p<0.05って何のこっちゃ?一言でいうてみぃ!!!

 

p<0.05ってのはな、確率のことや!!!!

お、ホンマに一言で済んだ。

そう、p<0.05は確率の事やねん。

ちなみに、「0.05」は百分率の0.05と同じで、5%を意味するよー🎵

もうちょっと細かく説明しよう。

プラセボとある薬A(糖尿病の薬の例のまま行こうか)で、その効果を示すデータがあったとするわ。

プラセボでは服用後5mg/dL血糖値を下げた

ある薬Aでは服用後15mg/dL血糖値を下げた

こんな感じのデータね。

プラセボとAの間にあるデータの差(15-5=10mg/dL ある薬Aの方が血糖値をプラセボより下げた)

これが偶然の産物である確率が5%未満である、という判断基準を示すのが「p<0.05」や。

なのでp<0.05」という数式を和訳するならば、「偶然ではない確率が、%未満であるって言えるんよ。

わかりやすっっっ!!

 

なぜp<0.05なのか?

 

医学や薬学の世界でなんとなぁく使われてきているだけのもので、

精度を高めた統計にしようと思たらp<0.001とかにしてもいいねん。

ちなみに、僕が次に投稿しようと思っている新薬の有意差p<0.001やねん。

つまり偶然である可能性は0.1%未満であるってことやね。すげぇやん。

 

偶然である可能性が低い事を証明して、必然であるとする。って回りくどいんすけど?

そやね、そうやねん!

鋭いな。

ではなぜ偶然である可能性が低いって事を証明することによってでしか必然を証明できないのか?

 

必然性は数式で表せないけど、偶然である可能性は統計学という数学を用いて数値化できるから

この一言に尽きるんです。

この偶然である可能性を統計学で算出したものがさっきから言うてるp値やってん。

 

まとめ

そんなわけで今回はズバっと答えてやったぜ!けいしゅけ。

これくらいの説明をせぇよ、先輩。

俺ならこれくらいの説明するぞこのやろぉぉぉぉぉぉぉ!!!と思って書いてきました。

薬のパンフレットで見る、

「このお薬はプラセボや類似薬と比べて有意差があることが証明されてこの度、しょうにんされましたよん」

この一文がこれから親近感がわくんやなかろうか??

なるほど、この薬は偶然や誤差ではなく、意味のある差をプラセボや類似薬につけたんやな。

ほうほう、その偶然や誤差ではない確率は、p<0.02ってことは・・・2%未満ってことか!

そんな風に読み込むことができると思います。

これだけでも面白いでしょ??

かなりニッチ(隙間)なネタではあったけども。どうやったやろか?

参考になったかなぁ?

ちなみに、逆説的に言えるんやけど、薬の効果の承認における判定って確率論であるという不確かさを持っていることも確かやねん。

やからこそ、新薬はたしかに面白いんやけど、僕は販売されてからずっと売れ続けている薬が好きやねんなぁ。 勉強会 は新薬だけやなしに、既存薬について行うことを勧める理由はコレです。

スポンサーリンク

けいしゅけはアナタのコメントを待ってます!書いてもらうと喜びます☆質問も大歓迎!真摯にお答えいたします!