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アスパラCA錠200mg1錠をmEq計算で乳酸カルシウムに換算すると何グラム?

2019年11月現在流通が滞っているアスパラCA錠200を取り上げて,散剤への代替調剤について学んだことを備忘録として書いていきます。

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粉砕調剤って,避けられるもんなら避けたいねんなぁ

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なんででちゅか?

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なんでか言うたらな,調剤ロスが出るし,散剤がありゃ粉砕しても加算が取れないし,調剤に手間もかかる(患者さんの待ち時間が延びる)。なによりも,製剤の安定性が粉砕することによって変わるからや!
それが理由で, できれば散剤粉や顆粒剤のあるものはそちらを利用したいと思ってしまうんよ…。

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なるほどぉ,ちなみに・・・

アスパラCA錠200ってCa²⁺を何mEq含むの?

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アスパラCA錠って,Ca²⁺を何mEq含むんでちゅか??

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実はアスパラCA錠200には,添付文書の成分・含量欄にご丁寧にも, 『L-アスパラギン酸カルシウム水和物(無水物として)200mg(Ca²⁺:1.3mEq)』と記載してくれてたりするねん。
これは有り難い!
いきなりミリグラム当量を載せられると,なにこれ!?とビビってしまう。

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ヤバッ!!mEqの計算式・・・忘れてしまってましゅっ!!!
アスパラCa錠200mgなら乳酸カルシウムで0.2gでええやん? って思うんでちゅけど …。

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その根拠は?

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う…💦💦

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アスパラCa錠200mgなら,乳酸カルシウムで0.2gでええやん?って直感的に思うんはええねん。
これが正しいのか確認できるようにしておこうや★

では,乳酸カルシウム1gはL-アスパラギン酸カルシウム水和物(無水物として)何mEqになるんだろう?

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何から調べたらいいでちゅか?

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たとえば,ゆっくりと調べる時間がないならば,製薬会社のDI担当者さんに問い合わせるのもアリやとおもうで!!
一回聞いてみる??

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わかりましたでちゅ!
・・・はいでしゅ。
・・・ありがとうございましたでちゅ★

タコちゅけが電話で答えをもらっているようです。さて,どんな答えをもらってくるでしょうか?

乳酸カルシウム1gあたりCa²⁺:6.49mEq

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製薬会社のDI担当者さんから乳酸カルシウムの1gあたりのCa²⁺ mEq数を教えてもらいましたでちゅ!

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乳酸カルシウム1gあたりCa²⁺:6.49mEqやったろ?

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先に言うなや💢

アスパラCA錠1錠は乳酸カルシウム何gで代替調剤できますか?

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準備が整ったので,計算していきましょか!それでは…

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アスパラCA錠200は L-アスパラギン酸カルシウム水和物の無水物として1.3mEq / 錠 でちゅ。
乳酸カルシウム水和物「ケンエー」は L-アスパラギン酸カルシウム水和物の無水物として6.49mEq / 1g でしゅ。
よって,方程式を立てると…
6.49(mEq/g) × X(g)=1.3mEq  ∴X = 0.2 g
つまり,アスパラCA錠1錠=乳酸カルシウム水和物0.2gになりまちゅ!!

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最初に直感で言った数値が正解やったってわけやね☆
(お,おのれ~,ぼくの言いたかったところ全部言われてしもた)

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さっきの仕返しでちゅ★

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これで自信もって粉砕調剤時にはアスパラCA錠200を乳酸カルシウム水和物に代替調剤ができまちゅ~!!

ちなみにmEqの計算方法って?

ところで,ミリグラム当量の計算方法を覚えてますでしょうか?冒頭にあったように僕は忘れていてメチャクチャ焦りました。ちょっと復習しておきましょう!!

1000 ÷ 分子量 × 電荷 = 〇mEq(1gあたり)

ま,まじか!!って思うかもしれませんが,ホンマです。

こんなに簡単でした。

アスパラCA錠の場合

分子量は358.32 無水物とすると,ここから3つ水を取るので304.32が分子量

なので無水物としてのミリグラム当量はアスパラCA200(200mg)あたりなので,

200 ÷ 304.32 × 2 = 1.3144 = 1.3mEq

分子量は358.32
引用元⇒https://www.tanabe.co.jp/product/di/files/tb/ASC_f_tb_023827.html

乳酸カルシウム水和物の場合

乳酸カルシウム水和物の分子量は308.29です。

なので,ミリグラム当量は1グラムあたりの計算で求められ,

1000÷308.29×2= 6.487 = 6.49mEq

となるわけです。

まとめ

そんなわけでアスパラCA錠200を乳酸カルシウム水和物に変更調剤するためには何グラムになるのか?

をメーカーDIに聞いたことをきっかけとして,mEq計算もできるようになっちゃいました。

どう計算するのか?

もうお分かりですね?

1グラムあたりなら 1000÷分子量×電荷 です。

カルシウムはCa2+と2価なので計算式では最後の電荷部分が2になるわけです。

うん,久しぶりの学生気分。おっちゃん,はしゃいでしまいましたとさ。


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今回の記事はここまでや☆

最後まで読んでくださってホンマおおきにっ!!お時間を使って読んでくださったことに心から感謝申し上げます!

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コメント一覧 (3件)

  • 記事を拝見しました。
    粉砕は出来るだけ避けたいところですよね。
    アスパラCAから乳カルへの変更もぜひやっていきたいところです。

    ただ、今回の計算で、乳カルのほうも水和物なので、
    分子量308.29から5H2Oの分18×5を引かないといけないと思いました。
    308.29-18=218.29より、
    (1000÷218.29)×2=9.16mEqあたりが乳カル水和物1gあたりのCa2+換算結果かなと思ったのですが
    いかがでしょうか?

    • ふくぴょん様
      当ブログをお読みいただきありがとうございます。
      鋭い洞察だと思います。
      ただですね、実はアスパラCA錠の場合、インタビューフォームを見て頂くとわかるのですが、
      1 錠中 L-アスパラギン酸カルシウム水和物(無水物として)200mg 含有(Ca2 +:1.3mEq)
      と記載されています。「無水物として」という条件が付帯しています。
      そのためCa²⁺当量計算では無水物として計算をする必要が出てくるんです。

      一方で、乳酸カルシウムの場合は、無水物として何mg含まれるか?ということは考えないんです。
      水和物として1gあたりどのくらいのCa²⁺当量になるのか?を計算する必要があるわけです。
      よって、分子量308.29をそのまま使って計算をします。

      これによってCa²⁺当量がアスパラCA錠と乳酸カルシウムの2者でわかるようになりますので、
      あとは比例計算をする。
      これによって換算が可能になるといった論理です。

      この返答が、この記事の補足文章に変えさせていただこうと考えます。
      いかがでしょうか?

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