アスパラCA錠200mg1錠をmEq計算で乳酸カルシウムに換算すると何グラム?

アスパラCa錠から乳酸Caに換算する






粉砕調剤ってできれば避けたいところ。

理由はカンタン。

☆粉のある製剤ならそれで調剤しないと嚥下困難者用製剤加算が取れないから☆

であれば、粉や顆粒のあるものは徹底的にそちらに変えていこうじゃないか!!

今回はあえてアスパラCA錠200を取り上げる。

他の薬についてはまとめて記事に載せようと思う。

実はアスパラCA錠200には、添付文書の成分・含量欄にご丁寧にも、

Ca2+:1.3mEq

なんて記載があるのだ。

ミリグラム当量を載せられるとビビる薬剤師が多数だろう。

mEqの計算式・・・忘れた!!!

あれ?けいしゅけだけ??

そう、おいらビビったのだ!計算式、忘れてたの。まいったぜ・・・。

そうなると困ったことに、アスパラCa錠200mgなら乳酸カルシウムで0.2gでええやん?

って単純にいかへんのではないかとなるわけで。

乳酸カルシウム1gあたり、Ca2+:何mEqなの!!!????

猛烈に不安になったのと、時間もなかったのでメーカーDIに聴いて答えを得たので記事にしていくよ。

最後にmEqの計算式もしっかりと載せてます!抜かりないぜ!!

参考にしてね。

乳酸カルシウム1gあたりCa2+:6.49mEqです!!!

ケンエー製薬のDIに聴いたところ、このような回答を得ました。

なので、比例計算をします。

アスパラCA錠200 1錠(アスパラCA錠200の無水物として1.3mEq):乳酸カルシウム水和物「ケンエー」

=1錠:Xグラム

この方程式を解くと、X=0.2gとなるのです。

・・・結局当初の山勘が当たっていたのだった。

でも、これで自信もって粉砕調剤時にはアスパラCA錠200を乳酸カルシウム水和物に変えられるでしょ?

ちなみにmEqの計算方法って?

1000÷分子量×電荷=〇mEq(1gあたり)

ま、まじか!!って思うかもしれませんが、ホンマです。

こんなに簡単でした。

アスパラCA錠の場合

分子量は358.32 無水物とすると、ここから3つ水を取るので304.32が分子量

なので無水物としてのミリグラム当量はアスパラCA200(200mg)あたりなので、

200÷304.32×2=1.3144=1.3mEq

 

分子量は358.32
引用元⇒https://www.tanabe.co.jp/product/di/files/tb/ASC_f_tb_023827.html

乳酸カルシウム水和物の場合

乳酸カルシウム水和物の分子量は308.29です。

なので、ミリグラム当量は1グラムあたりの計算で求められ、

1000÷308.29×2=6.487=6.49mEq

となるわけです。

 

まとめ

そんなわけでアスパラCA錠200を乳酸カルシウム水和物に変更調剤するためには何グラムになるのか?

をメーカーDIに聞いたことをきっかけとして、mEqけいさんもできるようになっちゃいました。

どう計算するのか?

はもうお分かりですね?

1グラムあたりなら1000÷分子量×電荷

です。

カルシウムはCa2+と2価なので計算式では最後の電荷部分が2になるわけです。

うん、久しぶりの学生気分。おっちゃんはしゃいでしまいましたとさ。

けいしゅけ
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3 件のコメント

  • 記事を拝見しました。
    粉砕は出来るだけ避けたいところですよね。
    アスパラCAから乳カルへの変更もぜひやっていきたいところです。

    ただ、今回の計算で、乳カルのほうも水和物なので、
    分子量308.29から5H2Oの分18×5を引かないといけないと思いました。
    308.29-18=218.29より、
    (1000÷218.29)×2=9.16mEqあたりが乳カル水和物1gあたりのCa2+換算結果かなと思ったのですが
    いかがでしょうか?

    • ふくぴょん様
      当ブログをお読みいただきありがとうございます。
      鋭い洞察だと思います。
      ただですね、実はアスパラCA錠の場合、インタビューフォームを見て頂くとわかるのですが、
      1 錠中 L-アスパラギン酸カルシウム水和物(無水物として)200mg 含有(Ca2 +:1.3mEq)
      と記載されています。「無水物として」という条件が付帯しています。
      そのためCa²⁺当量計算では無水物として計算をする必要が出てくるんです。

      一方で、乳酸カルシウムの場合は、無水物として何mg含まれるか?ということは考えないんです。
      水和物として1gあたりどのくらいのCa²⁺当量になるのか?を計算する必要があるわけです。
      よって、分子量308.29をそのまま使って計算をします。

      これによってCa²⁺当量がアスパラCA錠と乳酸カルシウムの2者でわかるようになりますので、
      あとは比例計算をする。
      これによって換算が可能になるといった論理です。

      この返答が、この記事の補足文章に変えさせていただこうと考えます。
      いかがでしょうか?

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