ビラノア錠を飲んだで!デザレックスとの比較と「錠剤が硬い!」といった特徴をレビュー!!

ビラノア錠20mg飲んでみた!硬い!

先日、 デザレックス錠を飲んでみた・・・コーティング錠やのに苦い を投稿して好評やって調子に乗ったけいしゅけ。

今度はビラノア錠20mgについて服用したレビュー記事を書くことにした!!

デザレックスとビラノアの比較

みなさん気になるところだろうからそこもしっかり押さえていくで!

両者の売れ行きについてやけど、

今のところ地域によってどちらが良く売れているかが分かれているんやってさ。

これから記事を書いていくけど、

けいしゅけとしては今後売れ行きが伸びるのはデザレックスと思っている。

なぜか??

本編でインタビューフォームを読んで得た基本情報も含めて説明していくで!!

 

さて、それでは、本文いってみよか!!

ビラノア錠って何の薬?まぁ、花粉症の薬と思えばええわ。添付文書情報の紹介と解説からいこっか🎵

とりあえず、ビラノア錠がナニモノなのかを知ってから本題に入ることにしよか~。

 

製造販売元はどこ?明治も出してませんか??

大鵬薬品工業が製造販売をします。

ちなみにややこしいねんけど、Meiji Seika ファルマ(明治)大鵬薬品工業が2015年12月に国内共同販売契約をしているので、2社でビラノア錠の情報提供活動および販売をしていくんやってさ。

 

ビラノア錠って何の薬?成分名は?何に効くの?花粉症に効くの!?

まぁ、待ちぃな。ゆっくり聞き給へ🎵

成分名はビラスチン。

抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)に分類されるお薬です。

・・・って、これじゃ説明になってないから、何に効くのかを書こうね。

 

何の薬?の答え。適応症はアレルギー性鼻炎・蕁麻疹・皮膚疾患による痒みや!

意外に感じるかもしれ編けど、効能効果の記載に

花粉症

っていう記載はないねん。代わりに書かれるのが

アレルギー性鼻炎

って書き方。花粉症でええやん!って思うけど、そしたら花粉以外のアレルギーには効かへんのか!?

っちゅう話になるから「アレルギー性鼻炎」って書くんや。

そんなわけで、適応症として書かれている内容を書き出していくわな。

適応症は以下の通り。

  • アレルギー性鼻炎
  • 蕁麻疹
  • 皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒

ふむふむって思ってもらえたかな?

いや、もうちょいカンタンな言葉で頼むで!って方のために、かみ砕いた表現に書き換えるわ。

  • 新しい花粉症などのアレルギーに効く薬(くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどのアレルギー症状を抑える)
  • じんましん、かゆみを抑える薬

そういうことになるねん。

 

飲み方を教えてよ!いつ飲むの?どれくらい飲むの?用法・用量を説明するで!

この薬はエエでー!

飲むのは1日1回だけや!!

1日1回、1回1錠を空腹時に服用する

これが飲み方と飲む量の説明や。

空腹時って具体的にいつなん??食後じゃダメなの??

おいおい待て待て。

食事の前か後、それ以外にいつ飲めっちゅうねや!?

って人が大半なんでないかな?

空腹時て!?いつや!!???

これ、わかりにくいよね。カンタンに書くわ。

食事の1時間前まで。もしくは食後2時間異常経ってから飲む!

それが空腹時に飲むってこっちゃ!!

 

副作用あるんやろ?眠いとか、眠いとか、眠いとか!!それ気になるんですけどっ!?

オーケー、わかった!お答えしようやないか。

副作用はね、国内臨床試験において675例中16例(2.4%)に副作用報告があってんけどな、

主な副作用は、

  • 眠気4例(0.6%)
  • 口渇及び頭痛が各2例(0.3%)

やってんってさ(承認時)

 

眠くなる確率はメーッチャ低いわ!安心やで!!

 

ビラノア、エエ感じやな!ほんで、販売開始はいつや?

・・・もう出てますわ。

ビラノア錠は2016年11月に販売開始となってるで!

そやけど新薬やから、1年間は処方箋で出してもらえるのは原則として14日分に限られる。

新薬の14日制限ってヤツやね。これについては別の記事にしようと思う。

 

14日分以上貰えるようになるのはいつからや??2017年12月からやで!

気になるやろうからキッチリ理由を添えて説明しよか。

14日制限が解禁になるのは2017年12月からですわ。

新薬の長期処方解禁のルールは覚えておくといいよ。

販売開始の月から1年と1か月後が14日制限解除や。

例) 2000年の1月に販売開始⇒長期処方解禁は2001年2月

 

 

薬価(1錠のお値段)は1錠約80円!14日分でいくらになるのか??

薬価は1錠 79.7円で承認されてるわ。

そやから、ビラノア錠は14日分で 79.7円×14=1115.8円

コレ安いわ。

OTCでも有名なアレグラ錠60mg

これが1錠64.9円。

1日2回飲むタイプやから1日129.8円

なので、アレグラ錠60mgは14日分やと1817.2円になる。

ビラノアは新薬にもかかわらず、既存の薬よりも安いのだ!

ちなみにアレグラの市販薬でメチャクチャ安いのがあるので紹介しとくわ。

これには驚いたね。フェキソフェナジン錠「ST」って商品やねんけど、

中身は完全にアレグラ錠60mgと一緒や。

30錠で1080円やから。1錠36円!!飲み方は1日2回、1回1錠やので

1日当たり72円!

これ、最安値やと思うわ。買って損はないな。けいしゅけは買いましたで(笑)

 

ビラノア錠を飲んでみたレビュー!!錠剤が硬ぇ!!!!

製剤見本をありがたいことに貰えたので飲んでみたで☆

 

錠剤メェーッチャ硬い!!!味はちょい苦みがあったけど無しと言えるわ

噛んでみて味を確かめたろ思て噛んでみてん。

カタイ

これは驚くべき硬さやったわ。

製品情報を読んだら、「円形の白色素錠」って書いてんねん。

素錠でこの硬さかよ!!!!!

嘘やん!!!!!!

どうやったらこんなに硬くなんねん!!!!

衝撃でしたわ。

けど味はしなかった。

正直に言うとちょっとだけ苦みがあったんやけど、気にならん範囲やってん。

 

粉砕調剤はやめとけ!理由は硬いから!!

安定性に問題はないので粉砕調剤したらアカンって意味ではないで!

粉砕ミルを使えばいいしな。

そやけど、これは乳鉢&乳棒で粉砕するのはしんどいで・・・。

できれば粉砕調剤は避けた方がエエと思たわ。

 

ただし、粉砕に不向きではなさそうな情報がインタビューフォームに書いてあった

インタビューフォームによると、

  • 吸湿性はない
  • 長期保存試験:25℃、60%RH (RH:相対湿度)30℃、65%RH、30℃、75%RHいずれの条件においても二重のポリエチレン製袋に入れた後、ボール紙製のドラムに入れて包装⇒60ヵ月変化なし
  • 長期保存試験:40℃、75%RHの条件で二重のポリエチレン製袋に入れた後、ボール紙製のドラムに入れて包装⇒12ヵ月変化なし
  • 苛酷試験: 12000 lxの光の下で30日間、透明なガラス瓶・褐色ガラス瓶の中において変化なし
  • 苛酷試験: 12000 lxの光の下で30日間、ペトリ皿(蓋なし)においてごくわずかに分解 物が認められた(品質に影響を及ぼすような経時的変化ではない)
  • 苛酷試験:25℃、80~90%RHでポリエチレン製瓶 (蓋なし)の条件で3カ月間変化なし
  • 苛酷試験:60℃、ベークライト製のスク リューキャップを備えた ガラス瓶の条件で12か月変化なし

このような結果が出ている。

つまり、光にも湿度にも全く問題なく安定である事がわかる。

よって、

半錠にすること、一包化する事、粉砕調剤することは問題がないように思われる。

 

デザレックスより効果発現が早い!これは特長や!

これはインタビューフォームに記載があった通りやったわ。

効果が最も強くなるのは(最高血中濃度に達するまでの時間)、

  • デザレックスが1.75時間
  • ビラノアは1時間

このデータの通りの実感があった。

 

致命的な2つの弱点発見!

しかしや・・・ビラノアには致命的な問題があるねん。書いていくで

致命的弱点その①:食後服用で40%もの効果減弱

これからの日本は超高齢化社会⇒調剤は(施設含む)在宅患者向けに1包化が中心になる

これはわかりきっていることや。

なのに食後服用ができないということは服用時点は起床時、食間、もしくは眠前に限られてくる。

しかし、この中で食間と眠前は胃の中に食べ物が残っている可能性がある。

つまり効果を確かにするなら起床時となる。

率直に言おう、施設の職員さんにとって起床時服用は面倒でしかない。

高齢者の自己管理なら飲み忘れが頻発するだろう。

つまり、いい薬だが効果を完璧に出そうとするのが難しいのだ。

食事による効果減弱は致命的だと思う。

 

致命的弱点その②:グレープフルーツとの併用で効果が30%落ちる

これも痛い。

デザレックス錠は食後服用も可能やし、グレープフルーツとの併用での効果減弱もない。

この点においてもビラノア錠はちょいと弱点が目立ってしまう。

 

当たり前だが長所もある!

長所①:脳への移行はなく、ムスカリン受容体への親和性もない

ビラノアの優れている点はこれや。

デザレックスも同様ではあるけども。

 

脳への移行がないという事は、高熱が出ている状況においても安全に飲めるという事

実は高熱が出ると主に子供だが、熱性けいれんというものを起こしてしまう。

熱性けいれん
熱性けいれんについて全ての情報を書いたで!症状・対応方法・坐薬の使い方など全部の疑問に答えたる!!!

脳の中ではヒスタミンは脳の興奮を抑える作用があるのだが、

抗ヒスタミン薬が脳に移行してしまうとこの作用を抑えてしまうため、

熱性けいれんを起こしやすくしてしまうのだ。

脳への移行無し、

というのは「熱性けいれんを起こしやすくしてしまうリスク」を考えなくていいという意味になる。

これは素晴らしいメリットや。

 

のどが乾かない!ムスカリン受容体への阻害作用無しのメリット

ビラノアはヒスタミンH1受容体の選択的阻害を有するので、

口の渇きを感じてしまうなどのムスカリン受容体を阻害することによる副作用がないのだ。

これも今となっては当たり前の効能だが、

きっちりとそのメリットを搭載している薬剤だという事が言える。

 

長所その②:安い

シンプルだが、医療経済を考えるとこのメリットは社会的意義が大きく、素晴らしいと言えるよね。

 

最後に。ビラノアとデザレックスどっちがいい?

けいしゅけはデザレックスと答えます

正直に言ってどちらも優れた薬やねん。

運転に関する注意喚起無し、脳内移行無し。効果は良いし薬価も安い。

これからの主力商品であることは間違いないわ。

やけど、ビラノアには以下の2つの弱点があったよね。

  1. ビラノア錠は食後服用がNGという致命的な弱点がある。(食後服用で効果が40%減少)
  2. ビラノア錠はグレープフルーツジュースとの併用で効果30%が減少する

この弱点を持たないデザレックスがリードするとけいしゅけは考える。

デザレックス は苦いし、遮光しないと類縁物質(つまり不純物)が増加するとインタビューフォームに書かれているから1包化や粉砕調剤においてはちょっと微妙なところがある。

でも、 高齢者への投与 において朝食後服用にほかの薬とまとめることができるというメリットはそれを上回るメリットだろうと思われる。

ビラノア VS デザレックス

結果はどうなるか知らないが、僕はデザレックスを推す。

けいしゅけ

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2 Comments

岩田

薬は効果があってなんぼ。
デザレックスは効果弱く、小麦粉。
お金払う価値なし。空腹時投与考慮してもビラノアですね。

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けいしゅけ けいしゅけ

岩田様 コメントありがとうございます。うーん、、、比較試験的にも効果は変わらない感じのイメージです。 根拠➡ Comparison of the efficacy and safety of bilastine 20 mg vs desloratadine 5 mg in seasonal allergic rhinitis patients. – PubMed – NCBI(Allergy. 2009 Jan;64(1):158-65.)

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