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市販のバファリン8品目の成分・飲み合わせ・対象年齢比較表

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ドラッグストアに行ってみると、

バファリンがやたらとラインナップされていた。

バファリンA、バファリン プレミアム、バファリンルナi、バファリンJ、バファリンEX、小児用バファリンCⅡ、小児用バファリンチュアブル・・・なんやねんこれ??

めちゃくちゃあるやんけ!

これ、僕は薬剤師なので選ぶことができますし、使いこなせます。

しかし、一般の方はまず違いがわからないでしょうし、ピタリと症状に合ったものを選ぶのは不可能なのでは?と感じてん。

よっしゃ!ほんなら薬剤師として違いを説明して、みなさんがわかりやすい!!これで選べるわ!!となってもらおうやないか!

そう考えましてん。

一覧表にまとめたので、必要ならばブックマークするなり、プリントアウトするなりして利用していただけるといいかなと思います。

では、いきましょかぁーーーー!

バファリンは「アスピリンの薬」ではなくなっていた!!

まずは一覧表を見て頂こうかな。

 


どうよコレ?
なかなかの力作やろ??

参考までに市場価格もわかるようにしとこうか?

バファリンEXについては、第一種医薬品なので、アマゾンでは買えません。

参考価格は10錠で598円(税抜)です。そこそこ高いね。(1錠60円)

主成分が同じ処方箋薬のロキソニン錠60mgが1錠当たり15.9円やから、処方箋薬の薬4倍の値段設定や。

とはいえ、病院に行ったり、薬局での調剤にかかる手数料を考えると結果としてはOTCが安いし時間もかからないので、

錠剤の値段で一概に高いか安いかは決められへん事に注意が必要や。

 

成分がバラバラなことに気が付きました?

そう、僕らがイメージするバファリンってアスピリンですよね?

でも実際のところ、

バファリンEX

主成分はロキソプロフェンNaです。処方箋医薬品のロキソニンと一緒ですわ。

バファリン プレミアム

主成分がイブプロフェン+アセトアミノフェン。処方箋薬でいうとブルフェン錠+カロナール錠

バファリンルナ i

成人が飲むもので、生理痛に効く!と謳っているものの、主成分はバファリンプレミアムと一緒。

主成分の量まで一緒や。違いはバファリンプレミアムに眠くなる成分のアリルイソプロピルアセチル尿素が入っていること。眠くなるのに何で入れるねん?っていうとね、このアリルイソプロピルうんたらかんたらはやね、鎮痛補助剤になるねん。

そやから、バファリンプレミアムの方が若干鎮痛には効くのかな??という程度。

バファリンルナ J

JはジュニアのJやろな。成分がアセトアミノフェンになっている。処方箋薬ならカロナール。

小児用バファリンシリーズ

これも子供が飲むからアセトアミノフェン。1錠当たりのアセトアミノフェンの量がチュアブル>CⅡとなっている

バファリンEX風邪薬はおまけ

これはおまけやねんけど、ここもイブプロフェンを使っているねん。

それぞれの薬に関するよくありそうなQ&Aを載せてみる

Q.バファリンEX とロキソニンの違いって何ですか?

A. 主成分は一緒なので効き目は同じと考えてほしいです。ただし、市販薬のバファリンEXには胃薬の成分が入っているので、食後に多めの水で飲めばほかに胃薬をのむ必要がないように思われます。

処方されている薬で併用してはいけない胃薬はスクラルファート。商品名でいうところのアルサルミンです。アルミを使った胃粘膜保護の薬なんですが、成分的に被ってます。

Q.バファリンiを15歳未満が飲んだらアカンのですか?

A. ダメです。理由はね、15歳未満ってのはインフルエンザに罹った時にアセトアミノフェン以外の解熱鎮痛剤を飲むとインフルエンザ脳症っていうけいれん・意識障害・異常行動なんかを起こす症状を悪化させるとされているからやねん。

ちなみにアスピリンは一番それを起こしやすいとされているから、バファリンA錠は飲んだらアカン。

他にもライ症候群って言うてな、インフルエンザや水痘(水ぼうそうの事やで)の後に脳症を起こしてしまう病気で死亡率が高い厄介なもの。これにもアスピリン服用がリスクを高めるという事がわかっているねん。

逆に、アセトアミノフェンはそのリスクがないことがわかっている。つまり安全なんや。

ちなみに脳症になりやすくなるメカニズムは解明されてない。だからその説明ができひん。申し訳ない。

Q.小児用バファリンのCⅡとチュアブルの使い分けってどうすればいいの?

A. 体重で計算しやすいチュアブルがオススメ!!

アセトアミノフェンはね子どもに対しては体重1kgあたり10mg~15mgを飲んでもらうねん。

せやから、

5kgの子なら50~75mg

10kgの子なら100~150mg

15kgの子なら150~225mg

を飲めばいいねん。そうしたときに、小児用バファリンチュアブルは1錠当たり50mgのアセトアミノフェンが入ってる。

計算が簡単やねん。

一方で小児用バファリンC2は1錠当たり33mgや。計算がしにくい!

この記事を読めばあなたの子供さんの体重に合わせてお薬の量が調節できるわ。

ちなみにチュアブルは柔らかいからスプーンのまるい部分で押せば簡単に潰れる。スグ粉にできるねん。

だから1歳くらいの子でも飲ませられるねんで!(添付文書には書いてないから飲ませるのは自己責任になる。けど病院に行けばアセトアミノフェンは処方されるわ。医師の責任のもとで。余裕があるなら3歳未満は病院に行こう)

年末年始やゴールデンウィークなど連休中でどうにもこうにもならんくなったときの緊急時のためにこの飲ませ方は覚えておいてな。

Q.ロキソプロフェン、イブプロフェン、アスピリン、アセトアミノフェンはどれが一番強いですか?

A. これに答えはないねんなぁ。体質によって効き方は人によって違うねんもん。

ただし、痛みに関してはロキソプロフェン・イブプロフェン・アスピリンがアセトアミノフェンに勝ると考えられてます。

が、実際にはアセトアミノフェンもバッチリ痛みに効きます。

なので胃が弱い人はロキソプロフェンかアセトアミノフェンを選ぶといいです。

ロキソプロフェンは胃に負担をかけにくいように設計されたプロドラッグと呼ばれるものです。

まぁ、そんな用語はともかく、イブプロフェンやアスピリンより胃に負担をかけないので覚えておいてくださいね。

 

苦言:市販薬でも成分名と商品名って1:1にするべきだ

ここまで語ってきて僕が一番言いたいことがコレ。

バファリン=アスピリン。

処方薬ではそうなっている。

市販薬になった瞬間に、イブプロフェン、ロキソプロフェン、アセトアミノフェンが参入しとる!

これっていかがなもんかと思うわ。

役に立たん消費者庁やけど、ちょっとはこの辺りにメスを入れろよ。

消費者が誤解してアスピリンと思っていたのに帰ってみたらイブプロフェンやった。ロキソプロフェンやった。

そんなんナンセンス過ぎるわ。

やし、安全性的に不安がありすぎる。

特にバファリンルナ i と J 。15歳以下でも生理痛がひどいから成人用のバファリン i を買うことが大いにあり得る。

商品名が紛らわしいかつ、特に生理痛のみに特化した成分でもないのにそれを謳って販売できる仕組みはオカシイ。

厚労省もこの辺りしっかりしろよと言いたい。

そのリスクを下げるための薬剤師でしょ?登録販売士でしょ?とかやめてね

これも併せて言うとく。

確かに質問されりゃ答えるわ。いくらでもね。

でも第2種医薬品までってもはやネットで買えるんやで?

なぁんも知らんと買ってしまうリスクもあるわ。

そんなところまで薬剤師や登録販売士は防止できんよ。

何かあればご相談ください、なんてOTCの添付文書に書いてあるけど、何かあってからじゃおせぇよ。

それにな、添付文書を読むってことは箱を開けてるやろ?

仮に間違えて買ったとして、返品できへんやんか。

ネット販売もできる時代だからこそ、商品名、特にこれほどまでに有名なバファリンなんかは成分が3つも4つも有ったらアカンで!!!

そんなわけで、当ブログには問い合わせフォームがあります

もし市販薬でも飲み合わせがわからんときには問い合わせを入れてください。

僕が答えられるタイミングにはなりますが、答えます。

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