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ルコナック爪外用液5%がクレナフィンと比較して全く売れない3つの理由

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今回のテーマは、爪白癬の外用治療薬です。

クレナフィン爪外用液10%が市場を独走しておますなぁ☆そこに鳴り物入りで参入したのがルコナック爪外用液5%やねんけど、

全然売れてない。

これホンマにビックリするくらい売れてへんわ。実際はビックリせぇへんし、当然やねんけどね(笑)

なぜ売れないのか?その理由をリサーチしたで♬

理由は大きく分けて3つや。

  1. ポーラファルマのMRが少なくて宣伝活動に失敗!ルコナックがDrに認知されてない
  2. ルコナックの容器は従来の外用液と先端部分が同じ構造で爪には使いにくい
  3. 根本的にルコナックは濃度が薄いのか浸透力が足りず、効きが悪い

そして最後にけいしゅけからの提案を3つ

  1. 対抗品を出すならデバイス(容器形状)や成分にイノベーションを起こせ
  2. それが無理なら薬液をドロッと粘性を上げて垂れにくぅせえへん?
  3. そして自信をもって薦められる商品ができたなら宣伝活動費を使おうや

こういったメニューで行きますわ。

それではいってみよーぅ!!

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ルコナック爪外用液が売れない理由は3つ

まず、爪白癬になった患者さんが願う事は2つや

  1. 治る事
  2. 内服薬で問題だった肝障害が出ないこと

これに間違いない。それを満たせないなら売れないわけや。

今回の記事のタイトルのルコナック爪外用液5%とクレナフィン爪外用液10%はともに②の条件は満たしている。

差が出るのは①の理由のところやねん。

根本的なところでつまづいてるねん、

ルコナックは!!

では理由を紹介していこか~。

① ポーラファルマはMRが少なくて宣伝活動が消極的!ルコナックがDrに認知されてない

ルコナック爪外用液の販売会社はポーラファルマっちゅうところやねんけど、MRさんが少ないねん。

それが原因と思われるんやが、

プロモーション、

できてへんわ

これがまず1つ目の問題や。うちの薬局は総合病院前にあるねんけど、ルコナック爪外用液のプロモーションでMRさんが現れたのは販売開始から2か月くらい経ってからやからね(笑)

発売前に来ないと意味ないやろ(笑)

販売前から病院に売り込んで処方が出るように根回しができてへん上に、病院とつながっている薬局への商品の紹介が販売後2か月経過してから。

明らかに遅すぎるわ

そんなんで売れるわけないやん。既にクレナフィンがあるんやで?認知されなきゃ、クレナフィン使うに決まってるやんか。ほんで、クレナフィンを使いだした患者さんにはルコナックに切り替えなんてするわけないんやからなぁ。

闘う気があるのか?ポーラファルマよ

ハッキリ言うて、営業活動のセンスがないな、ポーラファルマは。

 

② ルコナックの容器は従来の外用液と先端部分が同じ構造で爪には使いにくい

どういうことか写真付きで説明するわ。

クレナフィンのデバイスは優れすぎ!

クレナフィン爪外用液が優れているのはその容器の作りや。

 

クレナフィン爪外用液は塗りやすい!

クレナフィン爪外用液は塗りやすい!先端が はけ になっているから

先端がハケになっており、マニキュア(ペディキュア)を塗るようにして薬を患部に塗布できんねん。

目新しいわけでもないねんけど、画期的やろ💛

最小の用量で最大の効果が出る作りなわけやね。

薬液が余計に出て垂れることもありません。(実際のところ、最初はちょっと液が多めにでちゃうという患者さんからの声がありました。)

ここがすごい!

 

一方でルコナック爪外用液は従来の液体水虫薬の容器と基本的に構造が一緒

ハケを使う容器の製剤特許は科研が持っているので、従来の爪白癬の外用液と同じ容器になってしもたらしい。

いや、そこは何か開発せぇよ!と言いたいね

しかし塗布するのは固くツルツルした表面(皮膚に比べて)の爪。

これに先端を押し付けたらサラッサラの液体が出る仕組みになっているルコナックを塗れってか?

  • 薬液、多く出すぎるわなぁ
  • 当然、爪全体に塗る間に相当な量が垂れますわ
  • 結果として、スグなくなっちゃう!!!

メッチャすぐわかるようなデメリットが盛りだくさんやねん。

使いすぎて1本が瞬殺で終了した結果、再受診

結局なんべんも処方してもらいに行かなあかんやん!

これが問題点の②や。

正味、処方箋を書いてもらう回数が増えてしまうから、せっかくクレナフィンより薬価が安いのに、1か月あたりの薬価がクレナフィンと同様になるとの試算が出ているねんてさ。

クレナフィンとルコナックの薬価っていくら?

  • クレナフィン爪外用液10%➡5900.7円/1本
  • ルコナック爪外用液5%➡3492.3円/1本

(2017.3現在の薬価です)

1本あたりの薬価はたしかにルコナックが安い。

せやけど病院に行く回数はルコナックのほうが多い⇒時間の無駄。しかも薬代も正味クレナフィンと変わらへん。

⇒処方は当然クレナフィンに偏る。

容器の差はこんなにデカいで?っちゅう話や

 

③根本的にルコナックは濃度が薄い(不足している)のか浸透力が足りず、効きが悪い

もはや記事にしていいのか?ルコナックの最大の欠点は小見出しの通りで、実は爪の下の方までの浸透力が足りへんねん。

端的に言うと・・・充分には効かへんねん。

ち、致命的!

①や②の理由を凌駕して、この理由があればそれだけでオワコンや・・・。

そりゃ売れへんて。。。

医療人として、けいしゅけはルコナックをドクターに処方提案をする勇気がありません。

申し訳ないけれど、そこは効果が出るのが確約されているクレナフィンを提案したい

クレナフィンは肝機能を気にせず使えるし、確実に治療できる。

ただし、皮膚刺激があるから継続できない患者さんがいるのが玉に瑕やど。

嗚呼、悲しき医薬品や、ルコナック爪外用液5%

 

ルコナック爪外用液5%を販売するポーラへ、けいしゅけから3つの提案!

ここまでやと単純にルコナックのダメ出しにしかならへんので、

けいしゅけ的にこうしたらどうやろか?という提案をしていくで!

 

提案① 対抗品を出すならデバイス(容器形状)や成分にイノベーションを起こせ

クレナフィンが売れたのは、効能の画期的なのはもちろん、

デバイスにイノベーションを起こしていたからや!

特許は取られてるかもしれへんけど、

  1. マーカーのように太いペン型にする
  2. 虫刺され薬の液体ムヒみたいに先端部分をスポンジにする

はけ がダメでも他にやり方あるんとちゃうんかなぁ?

提案② それが無理なら薬液をドロッと粘性を上げて垂れにくぅせえへん?

薬液がドロッとしていれば絶対に垂れないやろ?爪の上で延ばしやすくもなるわ。

➡薬液が固まって薬が出なくなるように工夫する必要はあるけどね。

もしくは、スティックのりみたいに、薬液を個体にしてヌリヌリできるようにしちゃうとかはどうやろ?

これなら手も汚れへんし、薬液は最初から固まっているから薬液詰まりで薬が出なくなるリスクもないやん。

ちょっと考えただけでもいろいろとクレナフィンに対抗できる手段はあるように思えるなぁ。

 

提案③ そして自信をもって薦められる商品ができたなら宣伝活動費を使おうや

MRが少ないなら、最終的に他の製薬会社と一緒に販売すればええやん。

利益は下がるかもしれへんけど、認知されないなんて

商品の売込みのスタート地点にも立ってへんやん

かけるときにはお金かけようや!っちゅう話やで。

 

まとめ

クレナフィンに比べてあまりにルコナックが売れてないので売れない理由3つを紹介しました。

  1. ポーラファルマのMRが少なくて宣伝活動に失敗!ルコナックがDrに認知されてない➡根本的問題
  2. ルコナックの容器は従来の外用液と先端部分が同じ構造で爪には使いにくい➡企業努力不足
  3. 根本的にルコナックは濃度が薄いのか浸透力が足りず、効きが悪い➡論外

そしてそれを挽回するための提案は以下の3つやったね

  1. 対抗品を出すならデバイス(容器形状)や成分にイノベーションを起こせ➡ちょっと考えようや?
  2. それが無理なら薬液をドロッと粘性を上げて垂れにくぅせえへん?➡視点を変えてみたらどうや?
  3. そして自信をもって薦められる商品ができたなら宣伝活動費を使おうや➡他社と一緒に売るのも手やで!

ルコナック、今後どんな剤型変更をしてくれるでしょうか?たのしみです!

 

あなたの意見はいかがですか??提案や策があればコメントしてみませんか??

 

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4 件のコメント

  • はじめまして。
    ルコナックとクレナフィンについて個人的に調べている者です。
    しかし、素人には限界があり、気になるところが分からないという状態です。
    Twitterで検索し、このブログにたどり着きました。
    ぜひけいしゅけさんのお力をお貸しください。

    質問はずばり、「クレナフィン(エフィナコナゾール)はガンジタ属やマラセチア属にも効くのでしょうか?」です。

    どれだけ調べても、クレナフィンは皮膚糸状菌(トリコフィトン属)に効くだけしか分かりません。それに対して、ルコナックはトリコフィトン属、ガンジタ属、マラセチア属に効くと書いてあります。
    本元をたどれば、効くはずであるだとか分かると思いますが、如何せんど素人であるため、なにも分かりません。泣
    もしけいしゅけさんの知識内で分かるようなら教えてください。
    ぜひよろしくお願いします。

    • 名無しだウェーイ様
      当ブログをお読みいただきありがとうございます。
      なるほど。
      ご質問に対する答えですが、実はルコナック爪概外用液も適応上はトリコフィトン属に効くとなっています。
      クレナフィンのインタビューフォームによれば、カンジダ属に対しての効果もあると言えそうだと読み取れます。
      マラセチア属に関してはデータが存在していないため不明だとしか答えられないというのが、けいしゅけの回答となります。

  • 国から医薬品としての承認を受けるためには治験と呼ばれる臨床試験が行われます。医薬品の添付文書に記載されている効能・効果の適応症は、治験の対象となって効果が確認された疾患です。さらに医薬品と認めるかどうかは安全性も考慮されます。
    クレナフィンもルコナックも、白癬菌のうちトリコフィトン属が原因となった爪白癬を治験の対象としたということになります。実際、日本人でもそうですが、爪白癬患者の80-90%が、Trichophyton rubrum(トリコフィトン・ルブルム)が原因です。残りの大半はTrichophyton mentagrophytes(トリコフィトン・メ ンタグロフィテス)です。カンジダ等の他の真菌による爪白癬患者がほとんどいないので、そういう爪白癬に実際に効くかどうか、1日1回の塗布で効くかが確認されていません。
    ルコナックの添付文書によると、「原因菌種別の塗布開始48 週時の治癒率は、Trichophyton rubrum で、本剤群4.7%(7/148 例)、基剤群1.3%(1/76 例)、Trichophyton mentagrophytes で、本剤群47.8%(22/46 例)、基剤群17.4%(4/23 例)であった注)。」とあります。ルコナックのルブルムに対する効果はありますが、微妙ですね。
    つまり、病気に効果があるかどうかは、実際に臨床試験(治験)を行って初めて判断できるといえます。

    • たかんぼう様
      詳しい解説ありがとうございます!
      おっしゃる通り、確実な効能効果は臨床試験をしないとわからないものですね☆
      製薬会社にはぜひとも治験を行ってほしいものですわ

  • けいしゅけはアナタのコメントを待ってます!書いてもらうと喜びます☆質問も大歓迎!真摯にお答えいたします!